目標がない人が高い目標を持つ方法【コーチ直伝】

  1. メンタルコーチング
  2. 135 view

目標がないという悩みを持つ人は少なくありません。

そんな人も悩んでいる以上は、目標を持った生き方をしてみたい
と思っているはずですし、
逆に目標なんてない、いらないと言いながら、
日々輝いている人の多くは、実際は言語化していないにしろ、
目標を持っていたりします。

目標を持つことにおける悩み
目標をなんとなく立てている人にもあります。

目標を立ててはみたけど、結局、日々停滞している気がして、
うまくいかないから、目標にも近づいている気がしない

だから、結局意味ないのでは?

という想いがある人もいれば、

目標を立ててはみたけど、本当にやりたいことではない気がする
本当にこの目標でいいのか、いまいち確信が持てない

というような悩みがある人も多いです。

 

そういった目標がない、目標を持つことにおける悩みこそ、
コーチの出番です。

コーチングでは目標ではなくゴールと呼んでいますが、
このゴール設定が何より大事だと、いつも伝えています。

そのために、この記事では

  • なぜゴールが大切なのか?
    (ゴールがなければ過去に生きているのと同じ)
  • ゴールを持つということのドでかい意味を知ること
  • 人生の目標、ゴールを見つけるテクニック
  • ゴール(目標)設定のルール

などについて、解説していきます。
ぜひ、お付き合いください。

目標→ゴールという言葉の置き換え

まずは目標という言葉から
ゴールという言葉への置き換えをオススメします。

ゴール 目標設定

何故かと言うと、ニュアンスです。

目標というと達成しないこともある…
でも一応立てたほうがいいよ

的なニュアンスがありますが、

ゴールと言うと、
イメージとしては徒競走のゴールテープを想像してください。

どんなに足が遅い子でも
よほどのことがない限り、ゴールはしますよね。

そう、

諦めなければ達成するのがゴール

そういうニュアンスを持つゴールという言葉が
より相応しいと考えています。

ゴール(目標)を持つドでかい意味を知る

目標がないという人は
目標(ゴール)を持つということの意味を
過小評価しています。

それも思いっきり過小です。

それを知るには、逆にゴールがない状況を知るといいです。

ゴール(目標)がない人は過去に生きている

ゴール(目標)がない人というのは、
過去に生きているのと同義だと言われています。

それは単なる比喩ではなく、脳科学・生物学の話です。

人間には生まれながらに誰も「ホメオスタシス」
という働きがあります。

これは脳も含めたすべての臓器のはたらきの大前提です。

ホメオスタシス、別名、恒常性維持機能は
生きながらえるために、身体と心の恒常性(=変わらない状態)を
維持しようとします。

 

これは、ざっくり言えば、昨日までの繰り返しを
今日も送らせようとする
わけです。

ホメオスタシスにとっては昨日まで生きながらえてきたことは
大成功なので、そのまま、そのまま・・・と
キープしようとするわけですね。

 

ですから、人は放っておけば、つまり、
ゴール(目標)を持たなければ、
過去と同じものを認識し(脳のはたらき)、
過去と同じ感情を持ち(脳のはたらき)、
過去と同じように行動し、体調をキープ(脳や他臓器のはたらき)、
しようとするわけで、

まさに過去に生きている状態になってしまうわけです。

そんなのつまらなくないですか?
(いや、それがいいんだ!という人は、それもいいと思います。
ここで読むのをおしまいにしてください。)

ゴール(目標)を持つことで始めて主人公になれる

人生の主人公になる!
なんて言うと、ちょっと中二病っぽくなっちゃいますが、

でも、他人に振り回された人生はシンプルに嫌ですよね。

 

先ほど述べたとおり、
ゴールがないとホメオスタシスの働きにより
過去に生きることになるわけですが、

実は、この過去に生きるということも
ゴールがないというより、
それ自体が生まれながらに埋め込まれたゴール
という見方もできます。

つまり、過去に生きて、
できるだーけ、変わらない状態を維持して、
長生きする

というゴールです。

 

でも、ちょっと待ってください。

本当にホメオスタシスに任せておけば、
長生きできるのか?ってことです。

それって怪しくないですか?

世界は日々、変わり続けるのに、
昨日までの自分をキープしようとし続けることは、
その変化に取り残されることになり、

結果、長生きも・・・危ういですよね。

 

そして、そうやってゴールを持たないとなると、
生まれながらに設定されたゴールのみならず、
世間や他人、つまり親や上司、先生、友達などに
振り回されながらゴールが勝手になにかしら設定されて
しまいます。

それこそ、「他人に迷惑をかけずに無難に生きる」
というゴールだったり、
「いい大学に入って、いい企業に就職して、幸せな家庭を持つ」
というステレオタイプなゴールだったり、

それらが、自ら本心でやりたいこととして
設定したゴールならいいのですが、

誰かの影響でなんとなく設定されてしまったゴールだと、
最終的には

「あれ?これは違うな・・・」
と年齢を重ねたときに気づくなんてことになりかねません。

 

ですから、
中二病っぽくてもなんでも、

あなたの人生の主人公になるためにも
あなた自身がゴールを設定する必要があるわけです。

この意味はドでかいですよね。

人生の目標を見つける方法

では、いよいよ人生の目標(ゴール)を見つける方法について、ご紹介します。

基本は後述するようなルールに従って、
あなたが本心からやりたいことを目標にすればいいわけですが、

「やりたいことがわからない・・・」
という人も少なくありません。

そういった人のためのヒントを2つほどご紹介します。

「やりたくないことをやらない」

「やりたいことがわからない」
という人の多くは、

「自分がやりたいこと」に鈍感になってしまっています。

現代の日本社会の中では「やりたくないことを頑張る」
といことが美徳になってしまっている部分があるので、

こういう人は多いです。

 

そういう人こそ、「やりたくないことをやらない」
ということが徹底できれば、
徐々に「やりたいこと」に対する感度が上がっていって、
自然と見つかったりします。

その方法についてはこちらの記事を御覧ください

[st-card id=4604 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]

本当の意味での「趣味」のゴールを見つける

もう一つオススメの方法は
あえて「趣味」のゴールを設定して、実践することです。

それも本当の意味での
と言うのは、「趣味」の定義にポイントがあります。

ここで言う「趣味」とは
誰の役にも立たない、ただただ自己満足の活動のことを言います。

テニス 高齢 膝の痛み

誰かの役に立つということは、
それが「仕事」にもなりうることを意味しますし、
あえてお金をとらなくても「ボランティア」という分野の
ゴールになります。

また、自分の役に立つ
ということでも「趣味」とは少し異なります。
「自己研鑽」「自己啓発」などの分野になります。

 

誰に役にも立たないけど、止められたってやっちゃうような活動
それが真の意味での「趣味」であり、

そういった「趣味」のゴールを突き詰めることは、。
あなたの「やりたいこと」感度を一気に引き上げること
に繋がります。

実践!ゴール(目標)設定

それでは、ゴール(目標)設定を実践していきましょう。

ゴールのルールを知る

まず押さえておくべき、ゴールのルールというものがあります。

よく言われる、SMARTという頭文字で表される
目標設定のルールとはかけ離れたルールなので

ある意味、常識はずれと思われるかもしれません。

しかし、前述したホメオスタシスの性質を考えると、
SMARTの法則による目標設定は、
むしろ、現状維持の方向性を強めてしまう結果
になります。

現状の世界「ではなく」
ゴール側の世界にたどり着くための、

つまり、

現状を変えるためのゴール設定としてのルールは、

  • 達成方法がわからないくらい大きな高いゴールにする
  • 自分が心からワクワクするか、強烈な使命感を感じるゴールにする

この2つになります。

要はなんとなく誰からか影響を受けたゴールではなく、
そして、現状の延長線上にあるゴールでもない、

より強烈に自分から出てきたゴールである必要があるために
このルールは絶対としたほうがいいです。

ゴールはどんどん更新していくもの

それでもなお、
「このゴールでいいのだろうか?」

という疑問、不安を感じる人もいるかもしれません。

実はそれって正解で、

本当の意味で、自分が心からやりたい、現状の延長線上に「ない」ゴール(=真のゴール)なんてのは、そう簡単に見つかるものじゃありません。

 

ですから、
日々、設定したゴール達成に向けて行動していく中で、
ゴールそのものも吟味していく必要があります。

  • もっと心躍るゴールはないか?
  • もっとゴールを高められないか?

そういった視点で吟味しながら、
ゴールをどんどん更新して、真のゴールに辿り着く

そんなイメージでゴール(目標)設定をしていっていただくのが
とても大切なポイントです。

まとめ

今回は目標がない人が目標を持つには?
というテーマでお届けしました。

ポイントとして

  • 目標ではなくゴールという言葉を使う
  • ゴールを設定することには凄い意味があることを知る
  • やりたいことが見つからないときは趣味を徹底してみる
  • ゴール設定にはルールがある
  • ゴールはどんどん更新していく

というものがありました。

少しでも参考になりましたら幸いです。

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

当サイトをご覧のあなただけに特別なプレゼントをご用意!肩の悩み、疲労の悩み、リハビリのコツ、治療家さん向け情報発信メソッドに興味があればこちら