骨挫傷が治らない・・・スポーツ復帰までの目安期間と早める治療法

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骨挫傷(こつざしょう)という病名があります。
これは画像検査がレントゲンやCTしかできなかった時代にはほとんど出てこなかったモノで、比較的最近、よく使われる診断名です。

「骨挫傷(こつざしょう)といって、骨折より軽症ですから治りもいいですよ」

と言われたにも関わらず、なかなか治らない・・・

 

そんなときは心配になりますよね。

際のところ、注意すべき点さえ押さえれば、骨折などよりも経過が良いことも多いですし、後遺症も残らないことがほとんどですが、

治らない・・・というときには、その押さえるべき注意点が落とし穴になっている可能性があります。

まずは骨挫傷がどんなケガなのか?どんだけ重症なのか?
どんな治療が一般的なのか?
そもそも、そういったことについての知識を持っている人は相当少ないのが現状です。

この現状で各自が自己判断で治療してしまうと、大抵は無理してしまうか、逆に安静にしすぎてしまうという、「ちょうどいい」治療ができないことになりやすいです。その結果、骨挫傷からスポーツ復帰するまでに大きなタイムロスが生じてしまうわけです。

この記事では骨挫傷の基本的な知識から、復帰までの目安期間、それを少しでも早めてスポーツ復帰するための治療法についてスポーツドクター、整形外科専門医の視点から解説します。

骨挫傷とは?

骨挫傷(こつざしょう)とは?というところから入ります。それを理解するにはまず「挫傷」について理解するのが早いです。

挫傷というのは、ほぼほぼ=「打撲(だぼく)」です。
つまり、外からの強い力が直接加わること(叩かれる、ぶつかられる、転んで強打するなど)でその場所が損傷し、炎症を起こし、痛みが出る状態です。

そして、挫傷というのは主に皮下脂肪レベルの浅い損傷で、一番軽症です。「打撲」って言われると、少し安心する人も多いかと思います。

その次の段階は筋挫傷(きんざしょう)です。筋肉の挫傷、打撲ですね。この場合は筋肉の線維が一部切れているという状態です。これは肉離れでも同様のことが起こっています。
ただ、筋断裂というところまでは至ってないということもポイントです。

筋挫傷についてはこちらの記事もご参照ください。
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そして、さらに深いところにまで損傷が及ぶと骨挫傷になる。
ということになります。骨の打撲ですね。
これも骨の打撲ですから、骨折ではありません。

骨折との違いは骨の殻(から)にあります。骨の殻にあたる部分を皮質骨(ひしつこつ)と言いますが、この皮質骨が硬いから骨は硬くて強いわけです。この皮質骨が少しでも割れてしまえば、もう骨折です。ヒビでも骨折です。
ですから、骨挫傷の場合は皮質骨は割れてません。その中の海綿骨という部分に出血だったり、炎症・浮腫(むくみ)が起こっている・・・と考えられています。

ざっくりと、骨折には至ってない、骨の打撲。
でも骨まで損傷が至っているわけですから、打撲の中では重症の部類に入る。

そういう捉え方でいいと思います。

骨挫傷は単なる打撲じゃないことが多い

ただし、もう少し実践的な捉え方をするために、少し骨挫傷のメカニズムについての解説を加えます。

どういうことかと言うと、普通の打撲のように直接の強い外力(叩かれた、打たれた、強打した)が骨まで到達して骨挫傷に至ることもあれば、別の力で骨挫傷が起こることもあるということです。

言わば、「骨離れ(ほねばなれ)」みたいな状態がよく起こるんです。肉離れに対して骨離れですね。もちろん、そんな言葉はありませんが。

どういうことかと言うと、直接ぶつけたわけではないけれども、関節が変に動かされて、捻られて、その結果、骨が靭帯に強烈に引っ張られて、骨が傷んでしまう。みたいなことです。

捻挫の結果としても骨挫傷が起こるわけです。

また、捻挫の場合、靭帯に引っ張られるだけではなく、変に捻られたり、異常に関節が動かされて、骨と骨がぶつかることがあります。この骨と骨の衝突で骨挫傷が起こることも結構多いです。

骨挫傷の症状

この骨挫傷の症状としては、まずは重症の打撲というイメージから連想される症状です。

それは打ったところの直接の痛みだったり、腫れだったり、内出血(皮下血腫)だったりするわけですね。

ただ、単なる打撲じゃないと言ったように、捻挫の結果として骨挫傷になることも少なくないので、打撲の重症バージョンの症状以外にも、捻挫の重症バージョンの症状もあり得ます。

それは靱帯損傷です。
靭帯が傷んでしまうがゆえに、関節部分が痛かったり、関節が不安定(グラグラ)になって、動かす時に痛いなんてことや、最悪脱臼を繰り返してしまうこともあります。

骨挫傷を見つける検査方法

この骨挫傷はレントゲンには写りません。骨折ではないので。

だから、レントゲン、CTの時代には診断されなかったものなんですね。さらに、エコー(超音波)でも診断できません。

しかし、MRIの登場で一気に所々で「あれ?この骨の色の変化は何だ!?」となりました。
レントゲンでみても、CTで見直しても異常が見つからないのに、MRIでは明らかに正常の骨とは色(信号強度と言いますが)が違うんです。それも誰が見ても明らかなレベルで。

ですから、MRIを見れば骨挫傷の診断は簡単です。

さらに、このMRIは「なぜ骨挫傷が起こってしまったのか?」ということに対しても大きな情報をくれます。

それが捻挫が原因で、その結果、靭帯損傷も併発しているのであればMRIでわかりますし、強い打撲が原因なら皮下脂肪や筋肉にも色の変化があるかもしれません。

この「なぜ骨挫傷が起こってしまったのか?」の方が治療においては大事だったりします。

骨挫傷からスポーツ復帰するまでの目安期間

では、骨挫傷が起こってしまってからスポーツ復帰するまでの目安期間について考えてみます。考えてみますというのは、骨挫傷と言っても軽症から重症まで様々で、全然違うし、個人差も大きいからなんですね。とはいえ、予測するのに必要なことがあるので解説していきます。

骨挫傷の回復は打撲以上、骨折未満の期間

まず骨挫傷自体の回復ということを考えてみます。

実際、骨挫傷というのは皮質骨は傷んでないので、骨の強度はほとんど落ちてません。なので、骨挫傷があるだけならば歩いても走っても大丈夫だったりします。
もちろん、痛み次第ではありますが。

ということで言えば、骨挫傷の痛みがどのくらいで引くのか?ということがスポーツ復帰の一つのポイントになるわけです。

その目安はザックリ言えば、打撲以上、骨折未満ということになります。となると、1週間から6週間くらいと幅広い目安になってしまいますが。

骨挫傷が起こる背景の別の損傷次第では長くなる

さらに追い打ちをかけるようですが、「なぜ骨挫傷が起こってしまったのか?」という原因次第では6週間を越えて、2-3ヶ月かかることだってあるということも事実です。

例えば、膝の捻挫で内側側副靱帯損傷と前十字靱帯というケガがよく起こります。この膝の靱帯損傷を起こしたときに、逆に外側の骨と骨はぶつかってしまうので、膝の外側に骨挫傷が起こります。さきほどのこの画像がまさにそれです。

この骨挫傷自体は、先ほど述べたとおり、打撲以上骨折未満で痛みは引いてくれることが多いわけですが、内側側副靱帯損傷についてはその重症度に応じて、時には手術をして3ヶ月以上スポーツ復帰ができないなんてこともあるわけです。

骨挫傷がMRIで消えるまでには相当時間がかかる

また骨挫傷の診断でMRIを使ったわけですが、このMRI上の色の変化が正常の色に戻るまでは相当時間がかかります。痛み自体は2-3週間で消えてくれた骨挫傷でも、MRI上の色の変化が元に戻るまでは3ヶ月以上かかることも全然あります。

ですから、骨挫傷でいつスポーツ復帰をするか?という判断にMRIを使うことはほとんどありません。靱帯損傷などの治りをチェックするために使うことはありますが。

骨挫傷からのスポーツ復帰期間までの基本的な治療方法

骨挫傷の治療方法についてです。
まずは基本的な対処、治療法についてです。

繰り返しになりますが、骨挫傷単体では骨折ではないので骨の強度は保たれていて、ギプス固定などは必要ありません。そういう意味では外傷一般の治療が基本になります。

それは応急処置の基本であるRICE治療を最初の数日は行うということになります。

  • R:Rest 安静
  • I:Icing 冷却 アイシング
  • C:Compression 圧迫
  • E:Elevation 挙上

ですね。

さらに靱帯損傷や筋損傷などがない単体の骨挫傷の場合にはスポーツ復帰を少し早めることができるかもしれません。骨挫傷自体の痛みがある程度引いた段階で、鎮痛剤を使いながらの多少の無理は、大事な大会などであれば許容できることもあるので、主治医と相談してみてください。

骨挫傷そのもの以上に大切な治療がある

こちらも繰り返しになりますが、「なぜ骨挫傷が起こってしまったのか?」ということ次第で治療は全然変わってきます。

靭帯が損傷しているのであれば、その治療が必要です。
靱帯損傷した場合、関節が不安定になっているので、関節を安定化させる治療が必要になります。

それは関節サポーターを使うか、

一時的にギプスなどでしっかり固定するか、

はたまた重症であれば手術をするか・・・

ということになります。

また、筋挫傷が合併していれば、しっかりと圧迫を続けることもポイントになります。

つねに、この「なぜ骨挫傷が起こってしまったのか?」を意識しながら早期スポーツ復帰を目指して治療していただくのが一番大切だと考えています。

骨挫傷が治らないときの考え得る原因

さて、この骨挫傷がもしなかなか、何ヶ月経っても、医師の予測を超えても治らない・・・というときの原因ですが、

実際のところ、骨挫傷そのものが治らないというケースは多くありません。

骨挫傷は骨の変化としては「骨折未満」の病態ですから。

しかし、少し骨挫傷という状態を拡大して考えてみると治りにくい、要注意な状態がいくつかあります。

軟骨下骨折→骨壊死

骨挫傷は骨と骨がぶつかるようなメカニズムで起こることがあります。

その場合に、実際は関節でぶつかるわけですから、軟骨と軟骨がぶつかります。

その結果、骨挫傷で済めばいいのですが、軟骨下骨折(なんこつかこっせつ)という軟骨のすぐ深くにある骨が折れてしまう状態や、次に述べる軟骨損傷が起こることがあります。

軟骨下骨折の場合はその後の経過を注意してみていかないと(ときに体重をかけないような安静など)、骨壊死(こつえし)という骨の栄養、血流低下による細胞死が起こってしまい、軟骨がだんだん凹んできてしまうということが起こりえます。

その結果、次に述べる変形性関節症となり、体重がかかると痛い、曲げ伸ばしで痛い、関節がかたいというような後遺症が残ることすら起こりえます。

軟骨損傷→変形性関節症(軟骨すり減り)

軟骨損傷も程度によって、だんだん軟骨のすり減りが増していって変形性関節症となってしまいます。

変形性関節症はもともとツルッとスムーズに滑った軟骨がすり減り、ざらざら、ぼこぼこしていって動かすたびに軟骨はわずかながら削れていって、関節の形が変形し、関節の炎症が続いてしまう状態です。

その症状の多くは関節の痛み、関節の可動域制限によって日常生活に支障がでるほどです。

靭帯損傷による関節グラグラ(不安定)

また、骨と骨が関節においてぶつかるくらいの状態で骨挫傷が起こったとして、それは関節にとっては想定外の動きです。

想定外と想定内を決めているのは関節を安定化させていてる靭帯です。

この靭帯の許容範囲を超えて動かされてしまった関節は脱臼するか、亜脱臼して、靭帯は断裂してしまいます。

骨挫傷 + 靭帯損傷は特に膝でよく起こり、前十字靭帯損傷のときはたいてい骨挫傷も一緒に起こっています。

内側側副靱帯と前十字靱帯が断裂する図

ということは、骨挫傷がある場合はその関節の靭帯がどこか切れていないか?と疑ってかかることが基本なんですね。

そして、靭帯が断裂していれば、そのせいで関節がぐらぐら状態となり、関節によっては脱臼を繰り返したり、また、脱臼までいかなくても、膝なら膝崩れが起こりやすかったり、踏ん張りがきかなかったり、半月板など他の場所にも損傷が拡大していったりしてしまいます。

実際には不顕性骨折→骨折がズレる

また、骨挫傷と考えられていたが、実際には不顕性骨折というレントゲンではわからない骨折だったというケースがあります。

MRIでは骨折でも骨折周りが出血、浮腫を起こしますから、骨挫傷と見分けがつかないことがあるんですね。

その場合に早め早めにリハビリやスポーツ復帰をしてしまったために不顕性骨折が、いよいよズレてしまうなんてことが起こりえます。

骨挫傷が起こったメカニズムと周辺損傷の検索がすべて

このように骨挫傷そのものの治りが遅いと言うよりは、

骨挫傷と思いきや○○だった!

という状態や

骨挫傷だけかと思いきや○○もあった!

という状態の場合に治りが遅かったり、
後遺症に注意が必要だということがわかります。

つまり、骨挫傷がどのようなメカニズム(動き、力の加わり方)で起こってしまったのか?そして、それなら骨挫傷以外にどこにダメージが加わっているのか?そもそも骨挫傷でいいのか?もっと重症損傷じゃないのか?

ということは注意しながら見ていくことになります。

骨挫傷という言葉を医師から聞いた場合はこのような点に注意しながら医師からの説明を受けてみてください。

付随する損傷に対する治療法は?

これら

骨挫傷と思いきや○○だった!

という状態や

骨挫傷だけかと思いきや○○もあった!

というような状態の治療法は、当然「○○」に対して治療をしっかりしていくことが大切です。

それが軟骨損傷であれば、関節に対する安静期間を通常の骨挫傷より長めにとり、
レントゲンで変形が進んでこないことを注意深くチェックすること

それが靭帯損傷であれば、靭帯によっては手術で靭帯を再建(作り直し)したり、縫合したりしないといけないかもしれませんし、そこまででなくても、ギプスや装具、サポーターなどで関節を安定させながら治していく必要があります。

不顕性骨折であれば、当然、骨がくっつくまでのギプスやシーネによる固定が必要になります。

 

治療法が全然違ってくるというわけですから、
やはり、周辺損傷を見極めることはとても大切です。

痛みはほとんどないのにMRIではまだ骨挫傷が治ってない!?

また、そういった骨挫傷に付随する損傷などはなさそうだったり、
それも治っていると言われているのに、

MRIで見ると骨挫傷が残っている まだ治っていない!?

というような状況があります。これは先ほどもお伝えしましたよね。

 

実は、骨挫傷自体は痛みも出さず、負荷にも耐えられるくらいに治っていても、
画像上の改善は時間がかかるということ。

つまり、本質的に治るよりも画像上の治癒の方が遅いということです。

 

ですから、画像上、骨挫傷のような変化が残っていても、
痛みもなく、関節や筋肉の働きが回復していれば、

治っていないではなく、治っていると判断してもいいということなんですね。

 

骨挫傷を早く治すための基本的な治療法

では骨挫傷を早く治すには?という治療について、もう少し深掘りして解説してまいります。

治療について考えるために、似たような病態の骨折と比べてみましょう。

骨折の場合はズレがあれば、戻して(整復)、またズレないように(固定)しないといけませんね。 そのためにギプスがあったり、手術をしたりということが治療になるわけですが、骨挫傷であれば骨の殻が折れてないのでズレる心配はほぼほぼありません。ということで、ギプスや手術という治療法が必要になることはほとんどありません。

ありませんが、

不顕性骨折というレントゲンでもわからない骨折と骨挫傷がMRIでも見分けがつかないことがあるので、その場合は最初は固定したりすることはあります。

しかし、だいたいは骨挫傷という状態から治ろうとする骨の力、身体の力を邪魔しないという視点での治療になります。

安静 痛いことをしない

一番シンプルな考え方は

「痛いことをしない」

です。

痛みは身体の防御サインであり、治ろうとする力の1つですから、それに従うというのは基本ですね。

ただ、もう一歩考えを進めると、

どのようなメカニズムで骨挫傷になったかを重視します。

例えば、膝の骨挫傷で 膝が内側に入ってしまっての骨挫傷だとすれば、

似たような動きにならないようにします。

それは気をつけるだけでもいいかもしれませんし、 重症度によっては

テーピングやサポーター、装具などを用いる必要があるかもしれません。

体重をかけない

骨への大きな負荷になるのは、その骨に体重がかかるという状態です。

まさに骨の大きな働きが体重を支えることになりますから、負担がかかって当然ですね。

下半身の骨挫傷であれば、最初は松葉杖などで完全に体重がかからないようにしますし、腕や手であれば三角巾でつって、あまり使わないように意識したりというようなことをやります。

関節を固定する

関節を固定するというのも大きな安静手段です。

骨挫傷は骨と骨がぶつかることで起こることが多いので、関節付近が傷むことが多いわけです。とすると、関節を動かすことによる負担は思いの他大きい、と考えるべきです。

そのため、骨折じゃなかったとしても、最初だけ関節を固定するという方法がとられることがあります。

適切な時期の負荷

ただし、いつまでも安静にしていればいいというわけではありません。

いつまでも安静にしていれば関節はカタくなり筋力は低下し骨は弱くなります。その状態ではケガの再発のリスクも高いですし、痛みも実際は残りやすい傾向があります。

筋力が一部弱いだけで、痛みが残ることがありますし、関節がカタければ一定以上に関節を動かしたときに痛みが走ります。

これでは治療がうまくいったとは言いがたいわけです。

そのため、やるべきは、 ある程度骨挫傷が治癒してきた段階で負荷をかけていくということです。

適切な時期に適切な負荷を段階的にかけていく

これがポイントです。

 

一言で言えば、そうなんですが、それがまた難しい。

結局、痛みを指標にしながら慎重かつ大胆にやっていくしかありません。

負荷に対する痛みの性質を判断する

そこで必要なのが

痛みの評価です。

負荷を上げていく中で感じる「痛み」がどういう意味を持つのか?

これを考える必要があります。

「安静」のときに解説した痛みは、 単に避けるべきもので、 「安静が足りない」という意味の痛みでした。

これは受傷直後、安静が最重要な時期の痛みの評価です。

 

しかし、負荷をかけていく段階では 痛みが別の意味をもつ場合があります。

もちろん、

「まだその負荷は早い、待ちなさい」

ということもありますし、まずこれを考えます。

しかし、

関節の正常な可動範囲を動かすだけで痛いというケース

これは安静時期ののちに動かし出すとよくありますが、

これは、関節がカタくなっているサインで、 多少の痛みは許容して動かしていいサインと言えます。

この場合の痛みとの付き合い方は、リハビリ的に関節を動かした「あと」に 痛みが悪くなっている場合は「やりすぎ」 と考えて調整します。

 

このように痛みをどう評価するか?

これで負荷の上手なかけ方がかわってきます。

しかし、これは簡単なことではありませんので、主治医にも質問してみましょう。

まとめ

今回は骨挫傷の基本的な事柄、スポーツ復帰までの期間の考え方から、「なかなか治らない!」というときの原因と対処法、早く治すための治療法について説明いたしました。少しでも参考になりましたら幸いです。

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