骨折の症状と治療

足首骨折 歩けるまでの期間を短縮するポイントを徹底解説

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この記事を書いた人
歌島 大輔ADMINISTRATOR
景翠会 金沢病院
整形外科専門医 / 認定スポーツドクター / CSCS(米公認トレーナー) / 苫米地式コーチ 補
肩 / スポーツ領域を得意とする整形外科専門医としての診療 / 手術・スポーツパフォーマンスアップ、ケガ予防トレーニング等のアドバイス・マインド(脳と心・メンタル)の使い方を指導するコーチングを行っています。

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足首骨折してしまったときに、
まず気になるのは、
どのくらい治るまでかかるのか?

それも、まずは「歩けるまでどのくらいかかるのか?」

つまり、治療期間、全治までの期間
ということですよね。

ただ、その治療期間にどんな治療を受けて、
どんなことに注意をしないといけないのか?

ということも同時に気になります。

よくスポーツ選手がケガをしたときに

診断名+全治●ヶ月

という報道がされますが、同業の自分から見ると、
「あれ?ちゃんとチームやトレーナーに伝わってるかな?」
と思ってしまうこともあります。

それだけ歩けるようになるだけでなく、
スポーツ復帰なんかは、それまでの期間を推定するのは難しい
とも言えます。

ということで、今回は足首を骨折してから、
どのくらいの期間の治療期間をみていく必要があるのか、
骨折が治るメカニズムを解説しながら、
お伝えしていきます。

手術をしない、ギプスやシーネなどで治療する場合の
治療期間について解説して、

その後、手術のお話やリハビリポイントなど、

さらには特殊な名称がついた足首の骨折についても
この記事で網羅しちゃおうと思います。

具体的には

  • 剥離骨折
  • ピロン骨折
  • 三果骨折
  • 距骨骨折

になります。

目次を参照しながら、お読みください。

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。
それではいきましょう。

 足首の骨折の歩けるまでの治療期間は?全治? 経験的には

足首の骨折を起こしてから、歩けるまでの治療期間は、
骨折の程度や骨のくっつき具合など個人差が大きいです。

とはいえ、われわれ整形外科医は、
骨折の治療をたくさんしてきていますので、

なんとなくでも治療期間を把握しています。

足首の果部骨折の場合

例えば、
足首の果部骨折といって、
くるぶしの骨折の場合、

修復期を経て、仮骨がしっかりできるのが、
だいたい4-6週間くらいの人が多いので、

その期間まではギプスやシーネなどで
足首を動けないように固定します。

また、この間は基本は体重をかけて歩くのは
骨折のズレの原因になりやすいので、

松葉杖を使って免荷歩行を行います。

 

そこからは、リモデリング期と言っても、
すごくゆっくり進んでいきますので、

例えば、スポーツなど強い負担がかかるものに
復帰するのには、
だいたい骨折後3ヶ月くらいを目標に、

6週間くらいから足首の可動域訓練や
徐々に体重をかける練習をしていきます。

 

可動域訓練として、
特に重要なのは背屈と底屈のストレッチです。

これが下腿と歩くのにも、走るのにも
パフォーマンスが落ちますので重点的に行います。

足首 骨折

画像引用元:ビジュアル実践リハ-整形外科リハビリテーション 羊土社

 

ただ、競技レベルのアスリートの場合は、
復帰を早める意味でも、
手術で固定力を高めようとすることは多いです。

足首のピロン骨折の場合

後半で詳しく解説しますが、

もうひとつ足首の代表的な骨折である
ピロン骨折の場合は、

ほとんどが関節の中の骨折で、
くっつきにくいことと、
体重をダイレクトにかける部位であるため、

果部骨折より、
それぞれ+2週間くらいはゆっくりと
慎重に進めます。

 

 

これらのギプスを外す時期、
体重をかけ始める時期、
かける体重を増やすタイミング
は、レントゲンや症状、診察所見を
総合的に判断して進めていきます。

自己判断で進めて、
結果、骨がずれてしまって手術を要するケースもありますので、
しっかりと主治医と相談しながら、
指示を守って進めていただければと思います。

 

さて、少し視点を変えて、足首の骨折後の「入院」にフォーカスを当ててみます。

足首の骨折をしてしまった場合、
入院を勧められる場合と通院を勧められる場合があります。

どんな時に入院が必要なのか?
入院生活はどんな感じで、
入院期間はどのくらいなのか?

そういった疑問に
整形外科医からの視点で、
できるだけわかりやすくお答えします。

足首の骨折で入院が必要なケース

まず足首の骨折で入院が必要なケースを考えてみます。

一番多いのは、
手術を目的に入院をするケースです。

その場合は多くの病院では
手術の前の日に入院になります。

もう1つは、足首の骨折部の
徹底した安静や挙上(高く上げること)、

時には、引といって、
踵(かかと)の骨に針金を刺して、
その針金越しに踵を引っ張ることで、

大きな骨折部位のズレや、変形を
少しでもいい位置に保つことをやります。

骨折の程度が重く、
こういった徹底した処置が必要と判断した場合は、
骨折を診断したその日に緊急入院となります。

足首の骨折で通院のみで可能なケース

足首の骨折でも、
入院せずに治せることもあります。

それは手術をしなくていいケースになります。

その場合は、シーネ(副え木)やギプスで
骨折部位がズレないように固定して、
松葉杖で体重をかけないように自宅生活をしてもらう

ということになります。

その際は、固定が緩んでないか
逆に腫れてきてきつすぎて
痛みが強くなってないか足のゆびは動くか

などを注意しつつ、

腫れが強くならないように
骨折後数日は
徹底的に足を高く上げておく必要があります。

足首の骨折による入院生活について

これまで足首の骨折によって、
入院が必要なケースとそうでないケースについて、

その多くは手術が必要かどうかで決まる
ということを説明いたしました。

ここからは入院中の生活について、
手術前と手術後にわけて解説します。

足首の骨折手術前の入院生活と期間

手術当日の手術後から

骨折の手術前の入院ですが、
緊急入院をしなかった場合は

手術前日の入院になることが多いので、
医師や看護師から説明があるくらいで、
特にやることがないことが多いです。

ただ、緊急入院をした場合は、
手術までの期間は様々です。

骨折してから手術までの期間は、
短ければ短いほどいいのですが、

病院の体制として、
手術できる日とそうでない日があり、
すでに予約の手術で埋まっている場合があるので、

できれば受傷してから1週間以内くらいを目安に
手術を予定することが多いです。

逆に、足がすごく腫れてしまって、
水疱という水ぶくれが多発して、

この状態で手術するのは、
傷がくっつかないリスクが高いと判断した場合、

腫れが落ち着くまで2週間くらい
手術を待つこともあります。

その場合は手術までの期間が
2週間くらいになってしまいますね。

足首の骨折手術後の入院生活と期間

手術当日の入院生活

手術後の入院生活ですが、
まず手術当日はほぼベッド上で安静です。

麻酔の方法によって変わりますが、
下半身の神経を麻痺させる麻酔の場合は、
動かないことや感覚がないこともあります。

ただ、麻酔が切れたときには、
痛み止めを使っても、
かなり手術当日や翌日くらいは痛みが強いです。

足首の骨折の手術は
特に痛みが強い印象があります。

手術後はまた、腫れが強まりますので、
足をしっかり上げるということをやります。

手術翌日以降

手術の翌日以降、
徐々にベッドから離れていきます。

体重をかけずに
片足で松葉杖歩行が安定してできる場合は、
翌日から松葉杖で動けます。

ただ、不安がある場合は、
リハビリで練習しながら、
基本は車椅子での移動になります。

手術した傷の処置もあります。

これは病院によって方針が結構かわります。

昔は毎日のように消毒することが多かったわけですが、
今はその必要はないというデータが出ており、

週に2−3回程度、
傷を観察するというところが多いかと思います。

その際に透明なテープを貼って、
それを剥がさずに観察することもあれば、

毎回剥がして、かるく消毒するところもあります。

どれも僕の実感としては
大差ないかなと思います。

一番大切なのは、
そのように定期的に観察することです。

もし、傷に赤みがあったり、
滲出液という炎症の結果、出てくる液体が
多くなっていたりすれば、

細菌感染も疑って、抗生物質を早めに開始します。

退院までの期間

それでは退院までの期間というのはどうなのでしょうか?

僕がいつも患者さんに言っているのは、

「しっかりと自宅で安静を保てて、
足をしっかり挙上できて、
松葉杖による片足歩行が安定していれば、

最短、手術の翌々日くらいなら帰れますよ」

と話しています。

ただ、やはり、オススメなのは、
少し傷が問題ないことを確認できますし、
痛みがどうくらいかは個人差がありますので、
手術後1週間から2週間くらいでしょうか。

また、松葉杖の片足歩行ができない人、

例えば、腕も負傷部位がある人や、
高齢の方で力が弱い人の場合は、

手術した足に体重がかけられるまで入院している必要があるので、
一気に入院期間は伸びます。

1ヶ月から2ヶ月くらいは必要だと考えましょう。

いずれにしても、
主治医の先生とよく相談の上、
しっかり治すことを第一に入院生活を送っていただければと思います。

 

入院の中で、手術の話が出ましたが、
ここからは足首の骨折の手術についていきましょう。

 

足首首の骨折の手術は
ボルト、針金、プレートなどで固定することになりますが、
実際、どんな手術をすることになるのか?

実際、ボルトってなんだ?
そんな大工道具みたいなもので治すのか?

なんて思う人もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、医療用のボルトを使うわけですが、
そもそもの構造は大差ありません。

さて、それでは足首の骨折の手術について
できるだけわかりやすく解説していきたいと思います。

足首の骨折の手術はなぜするのか?

足首の骨折と言っても、
手術する場合としない場合があります。

手術はなぜするのでしょうか?

それは一言で言えば、
骨折でずれてしまった骨をいい位置に戻して
その位置でしっかり固定するためです。

そしてもちろん、最終的には
歩けるようになるまで、もしくは、
スポーツ復帰ややりたい活動に復帰するまでを目標として、
手術が必要であれば、そのような説明になります。

足首の骨折でずれてしまった場合には、
皮膚の上から、徒手的にぐいっとやっても、
なかなか戻らなく、もし戻ったとしても、
その位置でギプスなどで固定するのが難しいです。

それは足首の独特の形と、
また、骨折後に腫れやすいという特徴などが
関係しています。

そのため、足首の骨折でずれがあれば、
手術が必要になる可能性が高いと考えていいと思います。

その目的である、
いい位置に骨を戻して、
その状態で固定するために
適した金属を骨に入れることになります。

整形外科医がどのように使う金属を選んでいるのか?

では、カンタンにですが、
どのように我々整形外科医が
骨折を固定するのに使う金属を選んでいるか

そのポイントは次の2点です。

1.足首を早めに動かしてもずれない強固な固定

まず最優先は、
しっかり固定すること。

当然ですね。

特にできることなら、
骨がくっつく前から、
足首を動かしてもズレないくらい

そんな強固な固定を目指します。

それによって、リハビリを早くから行い、
骨がくっついたあとの
足首の動きを良くしようとします。

2.強固に固定できるなら最小限の金属と傷で

1番目の強固な固定ができるのであれば、
手術の傷も、使う金属の大きさや数も
小さい方がいいですよね。

実際、その方が、細菌の感染のリスクや
術後の痛みなどを小さくできます。

足首の骨折の手術で使われるのはボルトだけじゃない

足首の骨折の手術で使われる金属の中で
代表的なものをお伝えします。

ボルト・スクリュー・ネジ

まずよくイメージされるボルトですが、
僕らはスクリューと表現することが多いですね。

骨のどの部位に使うかによって、
ネジの溝の大きさなどが変わりますが、

よく大工さんが使うネジと
大きく変わらないものです。

various screws

ただ、当然のことながら、
体内に入れるものですから、
滅菌処理をされたもので、
多くはチタン合金です。

 

骨折した骨の、
一方の骨が小さい場合は、
1本のボルトを入れるくらいしかスペースがないので、
それだけで固定することもあります。

ただ、やはり、それだけで固定するよりは、
2本、3本と複数のボルトで固定したり、
次のプレートといったものを使うことで
より強固な固定になります。

金属プレート

Bone plates

傷は大きくなってしまいますが、
このような金属プレートを使うと、
ネジも多く入れられて、
固定力が上がります。

このプレートもチタン製のものが多いですね。

不安定性が大きな骨折は
傷が大きくなってでも、
このプレートを使うことがあります。

針金・ワイヤー

シンプルな針金のような、
金属のワイヤーを使うことも多いです。

ワイヤーには各種の太さがあり、
また硬いワイヤーと、
柔らかいワイヤーがあり、
それぞれ用途が少し異なります。

こちらのワイヤーは
ステンレス製のものが中心になっています。

最後に手術後のレントゲンの例をお見せします。

ボルトとプレートを組み合わせた固定

足首 骨折画像引用元:ビジュアル基本手技-カラー写真で見る!骨折・脱臼・捻挫-羊土社

硬いワイヤーと柔らかいワイヤーのみで固定

足首 骨折画像引用元:ビジュアル基本手技-カラー写真で見る!骨折・脱臼・捻挫-羊土社

 

このようにケースバイケースで、

最適と考えられる金属を選んでの固定を行っています。

 

そういった手術を受けていただいたあとに、
とても大切なのがリハビリです。

手術がうまくいっても、リハビリがうまくいかなければ、
歩けるようにもならず、スポーツ復帰もままなりません。

我々、整形外科医はそれを誰よりも実感していて、
手術よりもリハビリが重要と言う人もいるくらいです。

そんな足首骨折後のリハビリテーションについて、
3ステップで理解していただけるような解説にうつります。

足首の骨折後は何が起こっているのか?

まずリハビリについて理解する前に、
足首の骨折後の状態はどういった状態なのか

それをお伝えしますね。

足首とはどこの関節か?

まず、ここでお話しする「足首」

厳密には、下腿の骨である脛骨、腓骨に
距骨がはまり込む
距腿関節があり、

さらに、その下の、
距骨と踵骨からなる距踵関節があり、

さらに前方、足先の方向には、
ショパール関節、リスフラン関節

複合的に関節があり、
足首は多方向に複雑に動くことができます。
ですが、ここではシンプル化するために、
距腿関節の骨折、その中でも頻度が多い
下腿の骨である脛骨、腓骨の骨折をターゲットとして
お伝えします。

足首≒距腿関節の骨折の2つのメジャー骨折

距腿関節の下腿側の骨折には2つのメジャーなものがあります。

それは、
果部骨折とピロン骨折(Pilon fracture)
です。

それぞれカンタンにご説明します。

果部骨折

果部骨折というのは、
いわゆる足首のくるぶしの骨折です。

「果」と呼ばれる部位には
外果=外くるぶし
内果=内くるぶし
に加え、後果があります。

その3つとも折れてしまう重症型として
三果骨折というものがあります。

ピロン骨折

ピロン骨折というのは、
足首を構成する上の壁である脛骨の
関節面が折れてしまう骨折です。

これは関節の中の軟骨も一緒に折れてしまい、
スムーズな動きのためにも、
体重を支えるためにも、
非常に重要な部位の骨折です。

しかし、関節面の骨折というのは、
ちょっとしたズレでも、
将来的な軟骨のスリ減りや痛みの原因となったり、

骨がくっつくのに時間がかかったりと、
非常に厄介なものです。
このメジャーな骨折の2つは
どちらも、

足首、つまり距腿関節の距骨がはまり込むべき、
受け皿側の壁が折れてしまうことを意味します。

それが外側(外果)なのか、
内側(内果)なのか、
後ろ(後果)なのか、上側(ピロン骨折)なのか、

という違いになります。
そして、ずれがほとんどない場合を除いて、
多くのケースはこれらの骨折は手術になります。
手術については別項に譲りますが、
要は、ずれた骨を元にできるだけ戻して、
その状態をキープするために金属を骨の中に入れます。

金属はネジ(ボルト)であったり、針金であったり、
プレートであったりします。

足首骨折後のリハビリ 3ステップ

ざっとですが、足首の骨折とは
何を指して、どういう状況なのかについてご説明いたしました。

この骨折後、主に
手術後になりますが、そのリハビリについては、

骨以外の筋肉や靱帯、
軟部組織などの回復具合

骨のくっつき具合を見ながら、

段階的に上げていくことになります。
厳密に3ステップというわけではなく、
当然オーバーラップしたり、順番が変わったりすることもありますが、
おおむねこのような段階を踏みます。

必ず主治医や担当の理学療法士の
指示を最優先してください。

足首の骨折後のリハビリ ステップ1:足関節周りの筋力訓練

まず足首周りの筋肉の筋力訓練です。

やはり骨折後は動かせない期間がありますので、
必ず筋力は落ちています。

その状態のまま、
急に歩き出せば、不安定な状態で危険です。
そのため、骨折部位の安定性に応じて、
筋力訓練を加えていきます。

ギプスなどで固定したままできる筋力トレーニング

この筋力訓練はギプスやシーネなどで固定した状態でも、
開始できます。

それは等尺性収縮を利用した筋力トレーニングです。
筋肉の収縮様式には3つあり、
遠心性、等尺性、求心性とありますが、

等尺性というのは、筋肉が収縮している間、
筋肉の長さが変わらない・・・
つまり、関節が動かない収縮です。
例えば、肘を90度に曲げたまま、
力こぶを作るように力を入れると、
上腕二頭筋の等尺性収縮が起こったことになります。

 
つまり、関節を動かさなくても、
筋肉を働かせることはできるわけですね。
そのため、ギプスやシーネの中で、
つま先を上に上げる(背屈)
下に下げる(底屈)

という方向の力を入れて、

つま先を上に上げる力の時は、
下腿(すね)の前側

つま先を下に下げるときには
下腿(すね)の後ろ側の筋肉が働くのを感じましょう。
これは足首の底背屈の等尺性収縮訓練ですが、

つま先の趾(ゆび)の動きは
シーネやギプスをしていても、
基本動かせる状態になっているはずです。

それはつまり、
足首の骨折においては、
足のゆびは動かしていいということです。

むしろ、積極的に動かすべきなんですね。
それは筋力を維持することと、
筋肉を使うことで、
足の浮腫(むくみ)を減らすことが目的です。

ステップ1:足関節周囲の筋力訓練
1.足関節の背屈(等尺性)
2.足関節の底屈(等尺性)
3.足のゆびの背屈
4.足のゆびの底屈

5秒力を入れるx10回 x3セット/日
それぞれ毎日やりましょう。

足首の骨折後のリハビリ ステップ2:足関節底背屈運動

次にギプスなどの固定が外れたら、
足首の底背屈運動になりますが、

ここで、足首の動きをもう少し理解する必要があります。
つま先を上に上げるのが「背屈」
逆につま先を下に下げるのが「底屈」
というのは先ほど述べました。

さらに、下の距踵関節も含めて、
左右に捻る「回内」「回外」
さらに、足全体での左右への動きである、
「内転」「外転」
という動きがあります。
これらは単純に言うと、
つま先を上下させる底背屈に対して、
横方向に動かすことになります。

特に果部骨折においては、
横の壁がやられています。

そのため、骨を金属で固定していても
この横方向の動きはずれるリスクが心配です。
まずやるべきことにはなりません。
それと同時に、
歩く、走るという動作において、

もっとも大きく、しっかり動かなくてはならないのは、

底屈、背屈になります。

歩くときも、走るときも、
つま先は上下に動きますから。

 

これを自分でやる場合は、
手やタオルを使って、
つま先を動かしていきます。

足首 骨折

画像引用元:ビジュアル実践リハ-整形外科リハビリテーション 羊土社

そのときに、横方向の捻りを加えないよう
気をつけることが大切です。
また、最初は腫れていますし、
動かすと痛みもあります。

ですから、徐々に動かせる範囲、
すなわち可動域を広げていくことが大切です。
通常のストレッチは痛みが出ない程度に伸ばすのが原則ですが、

この場合は可動域訓練は、
主治医の許可があれば、多少の痛みを伴いながらも、
動かせる範囲を広げることに注力します。

 ステップ2:足関節底背屈可動域訓練
1.足関節の背屈 5秒20回 3セット
2.足関節の底屈 5秒10回 3セット

足首の骨折後のリハビリ ステップ3:荷重歩行訓練

そして、いよいよ歩行訓練ですね。

体重をかけるという負荷は、
骨折部に対して相当大きな負荷がかかります。
特にピロン骨折は
骨折部でダイレクトに体重を支えますから、
かなり体重をかけるのは後になります。

二ヶ月以上、松葉杖を使って片足だけで歩きつつ、
体重をかけることを待つことが多いですね。

これを免荷と言います。
そこから、
骨折部の治り具合、
骨のつき具合を、レントゲンなどを見ながら判断し、

徐々に体重をかけていきます。

一般的には
体重の1/3から開始して、

次に1/2や2/3、
そして、全体重をかけていきます。

どのくらいが1/3か、など
不安になりますが、
リハビリで体重計を使いながら、
体重のかけ方を習っていきますので安心してください。

 

リハビリは当然のことながら足首の骨折後の
後遺症を残さないためにとても大切です。

ここからは、そんな後遺症を防ぐためにも、
どんな後遺症があるのか?

できるだけ後遺症が残らないようにするためのポイントは?

といった点についてお伝えいたします。

 

交通事故などで足首の骨折を受傷される方は多く、
そういった方で、半年くらい治療したのちに、
完全に元通りといかなかった場合、

後遺症診断書という診断書を書いて申請することになります。

こういった後遺症診断書を書く機会は、
われわれ整形外科医には比較的多いわけですが、

逆に言うと、それだけ、
骨折などの外傷後、完全に元の状態に戻る
ということは困難であるということです。

足首の骨折の4つの代表的後遺症と対策

こちらでは代表的な4つの後遺症について解説し、
それぞれ防いでいくにはどうすればいいのか、
そのポイントをお伝えしたいと思います。

歩行時の痛み

まず、残ってしまうと辛いものとして、
痛みがありますよね。

痛みといっても様々な種類があり、

  • 安静時痛:何もしなくても痛いもの
  • 夜間痛:夜、起きてしまうような痛み
  • 動作時痛:足首を動かすと痛い 痛みがでる方向が決まっていることが多い
  • 歩行時痛:歩くと痛いもの

この中でも、
前者の2つ、安静時痛と夜間痛は、
単に「後遺症として残ってしまったね」
で済ますことは得策ではありません。

安静時に痛いとか、
夜間に痛いのは、
何かしら原因があると考えるべきです。

例えば、まだ炎症が残っている。
それも、最悪の場合は手術後の傷に
細菌が付着して感染状態がくすぶっていることすらあります。

また、骨折時に傷めた神経の過敏状態
が原因のこともあります。

ですので、この症状の時は、
まずしっかりと痛みの原因を探りたいところです。

 

後者2つ、動作時痛、歩行時痛
残念ながら残ってしまうことが時々ある後遺症です。

骨折の手術をした場合、しない場合も、
1mmの誤差もなく、
完璧に元通りに治せることは多くなく、

そのわずかなズレが、
関節の軟骨面であった場合には、
痛みが出ることがあります。

また、骨折したときには、
骨以外にも、靱帯や関節包など
軟部組織と呼ばれる柔らかい組織も
傷んでいます。

それらの回復が完全でなくて
痛みが残ることもあります。

可動域制限(かたい足首)

足首がかたくなってしまう

これもよくある後遺症です。
後遺症診断では
この角度で後遺症の等級が変わるくらいです。

特に足首の場合、
背屈というつま先を上に上げる動きが硬いと、
歩くときにつま先がひっかかりやすいので、
非常に困る結果になります。

足首から足先のしびれ

骨折の時や、手術の時に、
細い神経であれば、傷めていることは稀ではありません。

ただし、細い神経なので症状がほとんどないことが多く、
後遺症になりにくいわけですが、

それでも運悪く、
しびれや神経痛のような症状が残ることがあります。

その際は神経の痛み止めのような薬
飲んでいただくこともあります。

足首周りの厚ぼったさ

骨折した当初、
手術した当初はかなり腫れていますが、
徐々にそういった腫れは引いていきます。

ただ、完全に腫れやむくみが消えるかというと、
少し、厚ぼったい足首の状態になることがほとんどです。

それは骨折やその周りの治癒過程で、
線維性の組織である瘢痕組織というものができます。

そのせいである程度
厚ぼったい足首になってしまうことは
やむを得ません。

ただ、そういった瘢痕組織による厚ぼったい状態と、
炎症が残ってしまって腫れている状態、
または血流が悪くて浮腫(むくみ)が起こっている状態、

これらは別物です。
後者2つは治療が必要ですので、
しっかり鑑別してもらいましょう。

後遺症を防ぐためのポイント

初期対応をしっかりする

これはすべての後遺症予防に
共通する大切なポイントですが、

骨折した当初にやるべきことを
しっかりやることが後々大きな結果となって返ってきます。

そのやるべき初期対応を挙げておきます。

  • 骨折を疑ったらすぐ受診する
  • 足を高く上げて、アイシングする
  • 足の指だけよく動かす

痛みを無理に我慢しない

医師から手術前、手術後と、
痛みがある場合は痛み止めを処方されると思います。

これらは必ず飲まないといけないものではありませんが、

僕は患者さんには

「痛みが強ければ我慢せずに飲んでください」

と言っています。

「脳が痛みを覚える」とはよく言ったものですが、
痛みを感じるメカニズムは
単純にその骨折部位の治療過程だけでなく、

脳の中で痛みを増幅したり、
軽くしたりするメカニズムがあることが
わかっています。

これは生体のホメオスタシス(恒常性維持機能)という意味で
必要なメカニズムだろうと推測されますが、

そう考えると、痛みが強い状態が続けば、
脳はその状態が徐々に定常状態と勘違いして、
そちらの状態を維持しようとする

つまり、ホメオスタシスの対象となる状態が
「痛みがない状態」から
「痛みがある状態」に移ってしまう

そんな可能性があると考えています。

そういった意味では、
痛みは軽減できるなら軽減しておいた方がいい
というのが僕の考えです。

もちろん、薬には副作用もありますので、
注意をしながらの使用になります。

医師の指示のもとリハビリを積極的に行う

これは後遺症の1つである可動域制限を防ぐための
最重要ポイントであることは言うまでもないことですが、

リハビリが進まず、関節が固まると
痛みの原因にもなります。

痛いからと言って、骨折部位が安定しているのに、
リハビリをおそるおそる、あまりできない

となってしまうと、リハビリは進みません。

痛み止めを飲みつつ、痛みを軽減しながらも、
多少の痛みには耐えて、リハビリをしなくてはいけない
そんな時期はあります。

少しずつでも前に進めるように、
毎日、昨日より少し曲がるようになった、
少し伸びるようになった

そんな実感を求めながらリハビリをやりたいですね。

 

 

さて、ここからは少し特殊な足首の骨折について解説していきます。

まずは足首のくるぶしの剥離骨折について、
どんな骨折なのか?
どういった症状なのか?
痛みはどうなのか?

そういった特徴について解説いたします。

今回の剥離骨折とは英語ではavulsion fractureのことを指します。
ただ、元来、avulsion fractureは裂離骨折(れつりこっせつ)
と言う言葉が正しいとされ、
剥離骨折という言葉は間違って使われている。

と言葉の使い方に厳しい先生が指摘されるケースは
よく見てきました。

現段階では日本整形外科学会は
どちらの用語も認めておられます。

用語集の解説を引用いたします。

【avulsion fracture】
この語は第 5 版増補までは「裂離骨折」としていたが,第 6 版では「裂離
骨折,剥離骨折」と 2 通りの言い方を認めた.元来 avulsion fracture は骨折
機序に重きを置いた用語で,筋腱付着部の骨が引っ張られることによる骨折を
意味する.本用語集では従来からこれを「裂離」と呼び,母床から離れている
かどうかに重きを置いた「剥離」とは区別してきた.また手術操作としての
「剥離」と同じ日本語になることを回避する意味もあった.しかし現実には
avulsion fracture を「剥離骨折」と言う習慣が根強くあり,審議の結果,2 つ
を併記することにした.この判断については,会員から賛否両論が寄せられた
が,第 8 版では変更せず,継続課題とした.
整形外科学用語集 第8版 日本整形外科学会編

足首のくるぶしとは?

よく足首のくるぶしとはよく言いますね。

実際、正確にはどこを指すのかと言うと、

足関節の内果と外果を指します。

足関節 骨折

ビジュアル基本手技_カラー写真で見る!骨折・脱臼・捻挫_羊土社

内果脛骨というスネの骨が、
足首のところで内側に出っ張った部位で、

足首の内側の壁を作っています。

これを内くるぶしと言いますよね。

それに対して、外果外くるぶしと言って、
スネの骨でも外側に走る細い 腓骨という骨の
先端です。

足関節 骨折

引用元:ビジュアル基本手技_カラー写真で見る!骨折・脱臼・捻挫_羊土社

足首の外側の壁ですね。

足首のくるぶしの剥離骨折とは?

剥離骨折について語る上で重要なのは、

この内くるぶしと外くるぶし

両方とも、
足首の捻挫を防ぐための靱帯が付着している

ということです。

つまり、足首が捻られてしまった時に、

この靱帯が過度に引っ張られ、
その付着部であるくるぶしの骨ごと
剥がれ折れてしまった

これを足首のくるぶしの剥離骨折というわけですね。

足首のくるぶしの剥離骨折の症状と痛みは?

そう考えると、
足首のくるぶしの剥離骨折は、
足首の捻挫と同じような原因で起こるということですね。

つまり、足首の捻挫で靱帯が一部でも切れてしまっている場合と
剥離骨折している場合で、
区別がつきにくいということが注意点です。

共通点としては、

  • 足首を捻って受傷
  • くるぶしの周りが腫れて、痛くなる
  • 重症では体重をかけるのも困難
  • 足首を動かすのも痛い

ということになります。

捻挫だと思ったら、折れていた。

そういうことは多々あります。

 

特にお子さんの場合は、
靱帯が柔らかく切れにくいので、
骨が剥がれることが実際は多いと言われています。

そういう意味でも、やはり捻挫と決めつけずに、
レントゲンを撮ること。
そのために当然、病院を受診することが大切と言えます。

足首の捻挫とくるぶしの剥離骨折の判別ポイント

それでも、少しでも判別したいということであれば、

圧痛点ということがポイントになります。

押して痛い部位を把握するということです。

靱帯損傷であれば、靱帯の柔らかい部位が
押して一番痛いはずです。

はずです・・・と言いながら、
実際は靱帯損傷も骨にくっつくところで
靱帯だけ剥がれるように切れることも多々あるのですが。

逆に剥離骨折であれば、
くるぶしの骨を押せば、
必ず痛いところがあります。

折れているんだから当然です。

ですから、くるぶしに圧痛があれば、
剥離骨折の可能性がある。ということは言えますね。

 

また、足首の骨折の中でも、
典型的でかつ、重症型の足関節三果骨折というのは聞きなれないかもしれませんが、
かなり頻度が高い骨折です。

足首の骨折三果とはどの部位なのか?
読み方は?

なんていう基本項目から、

 

手術はしなくちゃいけないのか?
リハビリは?
結局スポーツできるようになる?
歩けるようになる?
という予後まで 三果骨折というテーマで改めてお伝えします。

三果骨折とはどの部位?読み方は?

まず、三果骨折の読み方ですが、
そのままですが、
「さんかこっせつ」
です。特に捻りナシですね。

ではどこの部位の骨折なのでしょうか?

三果とはどこなのか?

三果・・・
3つの果・・・

果という感じから連想するのは、
まずは果物だと思いますが、

もう一つ、言葉として、
「果て」
という言葉がありますね。

「世界の果て」
というような使われ方ですね。

要は「終わり」「終着点」のようなイメージですね。
この意味で今回は使われます。
足首を構成する、
上側の骨

すなわち下腿(すね)の骨の
3つの果て

それが三果骨折の三果であり、
それは

  • 外果=そとくるぶし=腓骨の果て
  • 内果=うちくるぶし=脛骨の内側の果て
  • 後果=脛骨の後ろ側の果て

ということになります。
そとくるぶし、うちくるぶしは
なじみ深く、ご自身で触れる人がほとんどではないでしょうか。

それに対して、後ろ側は・・・
実はアキレス腱より深くにあって、
くるぶしというほど出っ張ってないので、
なじみはないと思います。
ただ、部位としてはそういうことです。
こちらの図もご参考にしてみてください。

足首 骨折

画像引用元:ビジュアル基本手技-カラー写真で見る!骨折・脱臼・捻挫-羊土社

足関節 骨折

画像引用元:ビジュアル基本手技_カラー写真で見る!骨折・脱臼・捻挫_羊土社

画像引用元:ビジュアル基本手技-カラー写真で見る!骨折・脱臼・捻挫-羊土社

三果骨折の原因は捻挫や脱臼と一緒

三果骨折の原因の多くは、
足首の捻挫と同じです。

つまり、足首が捻られてしまうということです。
その捻られ方が小さければ、
靱帯が一部切れる捻挫という状態になりますし、

捻られ方が大きければ、
骨が折れてしまいます。

 

足首が捻られるとはどうなることなのか?

足首の捻挫とは何がどう捻られるのか?
ということを深掘りしてみましょう。

足首の構造ですが、
足首を構成する下側の骨である距骨
という骨が、

上側の骨にはまり込んでいるわけです。
かなり、安定型の構造をしているわけですが、
それにもかかわらず、

無理な捻りの力が加わると、

距骨がはまり込んでいた安定した位置から、
許容範囲を超えて、はみ出します。

 

それがある程度の力であれば、
靱帯損傷、

それが急激に強い力であれば、
ダイレクトに骨を折ります。
そして、極端な例では、
足関節が脱臼します。

三果骨折は脱臼骨折とも呼ばれる

そのため、三果骨折は脱臼骨折と呼ばれることもあります。

ただ、脱臼は三果骨折以外でも起こりますので、
一概にイコールではありませんが。

 

脱臼するには、
ある一方向に外れますので、
三果も折れなくても十分脱臼します。

一般的にはまず外果から折れて、
他は靱帯損傷を伴うケースもありますし、

外果に加え、内果が折れるケース、
外果に加え、後果が折れるケース、
内果のみのケースなどなど

様々な折れ方があり、
そのうち三果とも折れてしまったわけですから、
重症型と言えますね。

三果骨折の症状も捻挫や脱臼を重症化したもの

三果骨折の症状ですが、
これは、重症型の骨折ですので、

ほとんどの方が
痛くて、歩けなくて、足首を動かせなくて、
救急外来を受診されます。
なので、これは三果骨折なのではないだろうか?
病院に行くべきなのだろうか?

と不安に思うレベルではないことがほとんどです。

たいてい、迷わず病院へGo!となります。
そして、当然、
脱臼具合によって、大きく変形したり、
腫れたり、
内出血をします。

その結果、皮膚に水疱(水ぶくれ)ができて、
手術の傷が治りにくくなる厄介な状態になります。
そのため、万が一、
病院に行こうか迷うような
足首の外傷で腫れを伴う場合は、
すぐに行ってくださいね。

三果骨折の治療はやはり手術がメイン

ここまで三果骨折の原因、症状

要は、足首がどうなっちゃったのか?
ということを解説いたしました。
足首が脱臼ないし、
亜脱臼のような状態になっていることがほとんどですから、

しっかりと元の位置に戻すことが必要です。
それにはほとんどの場合は
手術が必要になります。
それぞれの骨、
特に外果が重要ですが、

骨をしっかりと元の位置に戻して、
金属で固定することで
脱臼、変形をもとに戻します。
三果骨折で三果とも、
しっかりとした大きな骨片で、
ずれがあれば、
三果とも金属で止めなくてはいけません。

そのため、手術時間も少し長めになりますし、
傷も合計すれば大きくなり、
足首の手術の中では大変な手術の1つになります。

三果骨折のリハビリと予後は?歩けるようになる?

三果骨折ではほとんどが手術が必要と言いました。

そして、手術をすれば、
金属で骨を直接固定していますから、
ギプスのような外からの固定を長くする必要はありません。

ただ、骨折によっては、
金属による強固な固定ができないケースもあり、
その場合はギプスやシーネによる固定が
長くなります。

一般的には、1週間から2週間
足首の腫れが引く位をメドに
シーネによる固定をして、

 

その後は、積極的に動かします。

三果骨折後の足首のリハビリの第一優先は底背屈

足首を動かすと言っても、
足首をどう動かせばいいのでしょうか?

それには足首の動きを理解する必要があります。

足首とはまずつま先を上に上げる「背屈」
逆につま先を下に下げる「底屈」

という動きがあり、

さらに、下の踵骨という踵の骨との関係も含めて、
左右に捻る「回内」「回外」
さらに、足全体での左右への動きである、
「内転」「外転」
という動きがあります。
そして、三果骨折の原因となる、
足首の捻りは、

正確にはこれらの複合運動ですが、

特に「回内」「回外」や「内転」「外転」が大きくなります。
要は「横」に動かすのは、
三果骨折の原因となる動きに近いので、

いくら固定したからと言って、
少し不安なんですね。
それと同時に、
歩く、走るという動作において、

もっとも大きく、しっかり動かなくてはならないのは、

底屈、背屈なんですね。

歩くときも、走るときも、
つま先は上下に動きますよね。
ですから、まずは、
底屈と背屈からリハビリをスタートして、

足首 骨折

画像引用元:ビジュアル実践リハ-整形外科リハビリテーション 羊土社

 

レントゲンなどを見ながら、
骨が安定してきていると判断すれば、
横の動きも増やしていきます。

三果骨折の予後:きっちりスポーツ復帰を目指してもらいます!

こんな重症な三果骨折ですが、

どんなケースでもまずは、
スポーツ選手であればスポーツ復帰、

社会人で仕事をしている人であれば、仕事復帰、

ご高齢の方でも歩いている人であれば、歩けるように
そういった状態を最低条件として目指します。
そして、しっかりと手術をして、
リハビリを行っていただければ、

ほとんどの方がそのレベルに達します。
もちろん、骨折の形は千差万別で
そうもいかない人もいます。

残念ながら、合併症といって、
軟骨も一緒に損傷していたり、
手術後に細菌の感染を起こしたり、
神経損傷でしびれが残ってしまったり、
リハビリの過程で骨が再度ずれてしまったり・・・

という状態もあり得ます。

それらの可能性は非常に低いものではありますが、
ある一定の確率では起こってしまいます。

 

ただ、骨というのは、
いい位置に固定できれば良く治ることが多いです。

それは靱帯や軟骨よりも、
良く治ります。
そういう意味では、
派手で、大変な骨折ですが、
十分、いい予後を目指せるものだと言えます。
主治医のお話をよくきいて、
わからないことは積極的に質問しながら、
めざすゴールを描きながら治療していただければと思います。

 

足首はもともと負担がかかりやすく、それでいて不安定な関節ですから、骨折も起こりやすい部分です。その中でも特に重症な骨折になりやすいのがピロン骨折(Pilon骨折,脛骨天蓋骨折)と呼ばれる骨折です。

ピロン骨折とは?定義は?

こちらの動画でも解説しておりますが、ピロン骨折は脛骨天蓋骨折とも言うように、足首を構成する主要な骨である脛骨の中でも足首の天(上)の蓋のような位置の骨折です。

ここですね。

ピロン骨折がやっかいな理由

このピロン骨折が特にやっかいで、重症な骨折になりやすい理由としては、脛骨天蓋部が体重がダイレクトかかるところで、かつ関節内骨折であるということです。

画像引用元:下肢の骨折・脱臼 手技のコツ&トラブルシューティング (OS NOW Instruction-整形外科手術の新標準) 第一版 メジカルビュー社

画像引用元:下肢の骨折・脱臼 手技のコツ&トラブルシューティング (OS NOW Instruction-整形外科手術の新標準) 第一版 メジカルビュー社

関節内骨折というのは、関節を構成する軟骨まで及ぶ骨折ということです。軟骨はもちろん、スムーズである必要があります。それがほんの3mmでもズレや段差があると、痛みや将来的な軟骨のすり減りの原因になります。

そんなシビアな治療が必要であるにも関わらず、体重がダイレクトにかかる部位でもありますから、なかなか体重をかけて歩き出すという段階には慎重にならざるを得ません。

それゆえ、スポーツ復帰・社会復帰などにも時間がかかってしまします。

ピロン骨折の分類 重症度合いを判断する

このピロン骨折は重症になりやすいと説明しましたが、その重症度をある程度把握するためにも分類があります。

Rüedi分類では3つに分かれています。

画像引用元:下肢の骨折・脱臼 手技のコツ&トラブルシューティング (OS NOW Instruction-整形外科手術の新標準) 第一版 メジカルビュー社

  • type1:関節面にズレがないもの
  • type2:関節面にズレがあるものの、粉々ではないこと
  • type3:関節面が粉々であること

これはもちろん、type3が一番重症です。

ピロン骨折の治療ポイント

このピロン骨折の治療のポイントは、やはり、関節面のズレをできる限り小さくして骨をくっつけることです。

そう考えるとズレがほとんどなければギプスなどで固定して、松葉杖で体重をかけないようにして骨がくっつくのを待つこともあります。(Rüedi分類 type1)

ただ、大抵は多少ズレていることが多いので(Rüedi分類 type2以上)、手術をすることになります。

手術治療のポイント

手術では特に関節面を重視してズレを戻して、その状態で金属インプラントを使って固定します。主にはプレートと呼ばれるスクリューをたくさん打てる穴あきの板を骨に沿って当てて固定します。

画像引用元:運動器外傷治療学第一版 医学書院

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もしくは粉砕が強い場合(Rüedi分類 type3など)では直接固定することができないこともありますし、また皮膚や皮下脂肪などがものすごく腫れていて、傷をさらに作っての手術が危険と判断された場合には、創外固定という皮膚の外に金属を出して骨を固定する方法をとることもあります。

画像引用元:運動器外傷治療学第一版 医学書院

リハビリテーションのポイント

リハビリテーションにおいては、まず関節面のズレがなく骨がくっつくことを最優先に、

しかし、足首の可動域や筋力もできるだけ落とさないということを考えます。

 

一般的には足首を動かすという、可動域訓練から開始し、その後、かなり骨がくっついてから体重をかけた歩行訓練を行います。

 

これはレントゲンを見ながら骨のくっつき具合によって時期を決めます。また、手術をした場合はいかに金属インプラントで強く固定できてるかという手術中の感触も重要視して、動かす時期や体重をかける時期を決めています。

 

 

次は、距骨骨折(きょこつこっせつ)についての解説記事です。

距骨は足首の関節を構成する骨の1つで、その中でも最も大切な骨と言ってもいいかもしれません。 そんな重要な骨にもかかわらず、骨折してしまうと後遺症を残しやすい骨でもあり、この距骨骨折はなかなか治療が難渋しやすく、われわれ整形外科医も特に注意が必要な骨折として認識しています。

この距骨骨折でいかに後遺症を残さないようにするかをテーマに、距骨とは?という基本から、どんな後遺症があるのか?治療は?リハビリは?というような内容です。

距骨骨折とは?

距骨骨折とは?という基本から入ります。

距骨は足首の鍵となる骨

距骨というのは、足首を構成する大切な骨です。

足首、足関節はスネの骨(脛骨と腓骨)が作るスペースに距骨がはまり込むような形をしています。

鍵と鍵穴という関係で言えば、鍵穴を脛骨と腓骨が作り、鍵が距骨であるということにあります。 なんとなく大切さがわかるかと思います。

距骨は関節成分が多いので骨折すると厄介になりやすい

距骨は向かいあう脛骨と腓骨と(さらに下には踵骨と、前には足根骨と・・・)関節を作るので、その向かい合う面は軟骨になっています。

さまざまな骨と関節を作るので、距骨の表面の大部分は軟骨です。

ですから、この距骨が折れてしまうと軟骨も一緒に折れていることが多いわけですが、この軟骨も一緒に折れている骨折を「関節内骨折」と呼び、治りが悪いことで有名です。

関節の中、軟骨は血の巡りが悪いので治りにくいということと、軟骨はスムーズないと関節の動きに悪影響がでるからというのがその理由です。

距骨骨折の注意したい後遺症

この距骨骨折において注意したい、防ぎたい後遺症を3つお伝えします。

距骨壊死(きょこつえし)

これは特に距骨骨折に特徴的ですが、骨が壊死してしまうということです。

壊死というのは壊れて死ぬと書くように怖い病態ですが、 実際、骨や軟骨の細胞が死んでいって骨が壊れていてしまう そんな状態です。

距骨自体が軟骨が多く、多くが関節に面しているゆえ、血の巡り(血流)が悪いというのはお伝えしたとおりですが、その結果として、血のめぐりが骨折によってさらに減少して、いよいよ骨の栄養が足りなくなって、壊死してしまう。

これが距骨骨折後に起こる骨壊死です。

 

そうなると、距骨がだんだんと潰れていってしまい、足首の関節の形が変形してしまいます。

それは次に解説する変形性関節症という結果になってしまいます。

変形治癒・変形性関節症(軟骨のすり減り)

まず骨折がずれたままくっつくことを変形治癒(へんけいちゆ)といいますが、特に関節に面した部分の変形治癒は関節のスムーズな動きや体重を支えるはたらきを残ってしまうことにダイレクトにつながります。

その結果、次に述べる足首の可動域制限(かたくなる)状態や体重をかけた時の痛みが起こってしまうことがあるのと、

さらにその状態から徐々に軟骨がすり減って、変形性関節症という状態になってしまうことがあります。

変形性関節症が重度となると、人工関節手術をするか、関節を固定してしまう(動かなくしてしまう)か、という大きな手術が必要になることがあります。

可動域制限(足首がかたくなる)

ここまで解説した距骨壊死、変形治癒、変形性関節症になってしまえばもちろん、足首の可動域(動かせる範囲)は狭くなります。

しかし、そこまで大きな後遺症でなくてもリハビリが十分でない場合などに可動域制限が残ることは少なくありません。

距骨骨折の治療法

この距骨骨折の治療法について、いかに後遺症を防ぐか?という視点で考えながらご紹介したいと思います。

いかに後遺症を防ぐかということで言うと、そのポイントは

  • できるかぎり元の形に整復して固定し、その状態で癒合を待つこと
  • できるかぎり早めに足首の可動域訓練を開始すること

この2つになります。

これは他の骨折でも同様ですが、特に後遺症のリスクが高い距骨骨折では重視するポイントです。

ギプスなどの保存治療

まずは骨折のズレがすくない場合ですね。

この場合はシーネやギプスなどを使って固定して骨がくっつくのを待つことができます。しかし、先程述べた「できるかぎり早めに足首の可動域訓練を開始すること」はギプスで固定しているうちは達成できませんね。

ですから、より早く可動域訓練を開始して、固くならないようにするという目的で手術をするのもアリなんですが、

当然、手術にはリスクが伴います。

足首周りを切開して、より周囲にダメージを加えることになりますから、その悪影響と早く可動域訓練を行えるということを天秤にかけて考えないといけません。

そして、ズレがほとんどない骨折の場合はその天秤の結果、手術を行わないという選択肢をとることの方が多い印象があります。誰だって手術はしたくないですからね。

手術治療

それに対して、距骨骨折がずれているケース。特に関節に面している部分が2mm以上ずれているような状態では積極的に手術を行うケースが多いです。

また、距骨が脱臼してしまっているケースもあり、当然、手術が必要になります。

手術方法は骨をいい位置に整復して、スクリューと呼ばれるネジで固定することが一般的です。骨折の固定法としては一般的には他に髄内釘(ずいないてい)という太い芯棒を通す手術やプレート固定という穴あきの板を骨にあてがってスクリューを入れていく手術が有りますが、関節面が多く形が複雑な距骨ではそれらの設置は難しく、スクリューや針金による固定がメインになっています。

 

それゆえ、手術による固定性は不十分になることがあり、可動域訓練を早く始められないことも少なくありません。

そういう意味でもズレが少ないなら保存治療が選択されることが多いわけですね。

治療に使う装具

治療のプロセスにおいてよく使用される装具について解説します。

足関節安定化サポーター

足首が特に内側、外側方向にグラつかないようにするためのサポーター、装具です。これは捻挫やくるぶしの骨折でもよく使われますね。

横に支柱がついたタイプはより安定性が高く

支柱なしでバンドのみのタイプは安定性は落ちますが、動かしやすいという特徴があります。

どちらも体重をかけていい状態、足首を動かしていい状態から使うものです。

免荷装具(PTB装具)

もうひとつ、ときに使われるのがPTB装具と呼ばれるもので、足首、つまり骨折部分に体重がかからず歩けるようにする装具です。

どうやるのか?というと、

足が地面に着いた、その力を装具がダイレクトに膝のお皿に伝えてしまうという方法です。

ですから、この装具はお皿の下から支えるような形状をしていて、完全にオーダーメイドでフィットするものを作らないと意味がありません。

 

距骨骨折の場合は骨壊死などのリスクもあり、重症度や経過によっては何ヶ月も(ときには1年以上)荷重をかけないように生活する必要があることがあります。そういった場合には役に立つ装具だと言えるでしょう。

または何らかの理由があって(腕の怪我も併発している、高齢で体力がないなど)、松葉杖による片足歩行ができない場合もPTB装具を考える場面です。

距骨骨折のリハビリポイント

距骨骨折のリハビリテーションのポイントです。

可動域制限という後遺症を残さないためにはリハビリがとても大切であることは言うまでもありません。 しかし、最優先すべきは骨ができるだけ元の形に近い形でくっついてくれること。その結果として骨壊死も変形性関節症も起こさないということです。

そのため、リハビリテーションとして可動域訓練を開始する時期、歩行訓練において体重をかけ始める時期は手術を行った主治医とよくよく相談して決めていく必要があります。

その上で足首を動かしていっていいという段階では特に最初は背屈と底屈の可動域をしっかり拡大していきましょう

足首の骨折後のリハビリ:足関節周りの筋力訓練

まず足首周りの筋肉の筋力訓練です。

やはり骨折後は動かせない期間がありますので、
必ず筋力は落ちています。

その状態のまま、
急に歩き出せば、不安定な状態で危険です。
そのため、骨折部位の安定性に応じて、
筋力訓練を加えていきます。

ギプスなどで固定したままできる筋力トレーニング

この筋力訓練はギプスやシーネなどで固定した状態でも、
開始できます。

それは等尺性収縮を利用した筋力トレーニングです。
筋肉の収縮様式には3つあり、
遠心性、等尺性、求心性とありますが、

等尺性というのは、筋肉が収縮している間、
筋肉の長さが変わらない・・・
つまり、関節が動かない収縮です。
例えば、肘を90度に曲げたまま、
力こぶを作るように力を入れると、
上腕二頭筋の等尺性収縮が起こったことになります。

 
つまり、関節を動かさなくても、
筋肉を働かせることはできるわけですね。
そのため、ギプスやシーネの中で、
つま先を上に上げる(背屈)
下に下げる(底屈)

という方向の力を入れて、

つま先を上に上げる力の時は、
下腿(すね)の前側

つま先を下に下げるときには
下腿(すね)の後ろ側の筋肉が働くのを感じましょう。
これは足首の底背屈の等尺性収縮訓練ですが、

つま先の趾(ゆび)の動きは
シーネやギプスをしていても、
基本動かせる状態になっているはずです。

それはつまり、
足首の骨折においては、
足のゆびは動かしていいということです。

むしろ、積極的に動かすべきなんですね。
それは筋力を維持することと、
筋肉を使うことで、
足の浮腫(むくみ)を減らすことが目的です。
[aside type="normal"] ステップ1:足関節周囲の筋力訓練
1.足関節の背屈(等尺性)
2.足関節の底屈(等尺性)
3.足のゆびの背屈
4.足のゆびの底屈

5秒力を入れるx10回 x3セット/日
それぞれ毎日やりましょう。[/aside]

足首の骨折後のリハビリ:足関節底背屈運動

次にギプスなどの固定が外れたら、
足首の底背屈運動になりますが、

ここで、足首の動きをもう少し理解する必要があります。
つま先を上に上げるのが「背屈」
逆につま先を下に下げるのが「底屈」
というのは先ほど述べました。

さらに、下の距踵関節も含めて、
左右に捻る「回内」「回外」
さらに、足全体での左右への動きである、
「内転」「外転」
という動きがあります。
これらは単純に言うと、
つま先を上下させる底背屈に対して、
横方向に動かすことになります。

特に果部骨折においては、
横の壁がやられています。

そのため、骨を金属で固定していても
この横方向の動きはずれるリスクが心配です。
まずやるべきことにはなりません。
それと同時に、
歩く、走るという動作において、

もっとも大きく、しっかり動かなくてはならないのは、

底屈、背屈になります。

歩くときも、走るときも、
つま先は上下に動きますから。

これを自分でやる場合は、
手やタオルを使って、
つま先を動かしていきます。

足首 骨折

画像引用元:ビジュアル実践リハ-整形外科リハビリテーション 羊土社

そのときに、横方向の捻りを加えないよう
気をつけることが大切です。
また、最初は腫れていますし、
動かすと痛みもあります。

ですから、徐々に動かせる範囲、
すなわち可動域を広げていくことが大切です。
通常のストレッチは痛みが出ない程度に伸ばすのが原則ですが、

この場合は可動域訓練は、

主治医の許可があれば、多少の痛みを伴いながらも、
動かせる範囲を広げることに注力します。

ステップ2:足関節底背屈可動域訓練
1.足関節の背屈 5秒20回 3セット
2.足関節の底屈 5秒10回 3セット

距骨骨折の全治・完治までの治療期間の目安

距骨骨折の全治・完治までの治療期間はどのくらいか?というのも気になるポイントですよね。

多くの骨折は

  • 骨がくっついてきて可動域訓練ができるまでに4–6週間
  • さらに骨がくっついて体重をかける訓練ができるまでに6–8週間

という感じですが、 距骨骨折はここまで述べたとおり、血の巡りも悪く、治療が難しいので時間も余計にかかる傾向があります。

そのため、ギプス固定の場合は

  • 骨がくっついてきて可動域訓練ができるまでに5–7週間
  • さらに骨がくっついて体重をかける訓練ができるまでに7–9週間

手術して骨折部をスクリューなどで固定できた場合は、骨が固定できているので少し可動域訓練は早めにできますが、手術が必要なくらいの重症と考えると体重をかけるには時間がかかることもあり、

  • 骨折部が安定して可動域訓練ができるまでに3–5週間
  • さらに骨がくっついて体重をかける訓練ができるまでに7–10週間

というのがひとつの目安と考えています。

ただ、距骨骨折は骨が萎縮していってレントゲン上もくっつきが悪そうだったり、距骨壊死を疑うような状態になって、体重をかける時期をどんどん先延ばしにしながら経過を見ないといけないケースがあり、

完治まで数年かかるなんてことすらありますので注意が必要です。

まとめ

今回は足首の骨折全般のまとめ記事をお届けしました。

特に歩けるようになるまでの期間やポイントを前半に解説しました。
少しでもヒントになれば幸いです。

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歌島 大輔

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