肩腱板損傷(断裂)のすべてとトレーニングについて専門医が解説

肩腱板損傷(断裂)のトレーニングとサポーターを専門医が解説

こちらの記事は腱板損傷(断裂)の様々な記事をまとめて
腱板損傷という実は少なくない肩のケガ、病態について
大筋を捉えていただくためのものです。

これだけ読んでいただければ、
腱板損傷については、もうそこらへんの内科医よりは
間違いなく詳しくなります。

私の診察を受けに、全国(時に海外から)から患者さんが来ていただいており、腱板損傷だけでも毎週、何十人と診察をしておりますので、
そういった経験からもお伝えできることは山ほどあります。

記事のまとめという位置づけですから
さらに詳しい記事もご紹介しておりますので、
適宜、興味のある記事もチェックしてみてください。

また、後半になりますが、
腱板損傷におけるトレーニングに関する考え方、押さえておくべきポイントと腱板損傷のサポーター(装具)についても追加で解説をしておりますので、ぜひ、参考にしてみてください。

肩腱板損傷(断裂)とは?

まず、そもそも腱板損傷(断裂)とは?
というところの疑問から、ほとんどの患者さんは入ります。

「腱板が切れてますね・・・」

とお伝えすると、たいてい

「なんですか?何が切れてるんですか?」

と聞き返されます。

僕の外来の場合は先にホームページをご覧いただいている人も
少なくないので

「ああ、やっぱり腱板断裂ですか・・・」

とすぐにご理解される人もいますが、
やはり、一般的には「腱板ってなに?」

というのが普通だと思います。

腱板というのは

「筋肉の先端の骨にくっつくところのスジが幅広くなっている部位」

と説明しています。

一言で説明していますが、
いろいろな要素が入っている説明です。

まず腱板を構成する筋肉というものがあります。
これは別にすべての筋肉のスジが腱板になるわけではなくて、

肩関節のインナーマッスルと呼ばれる、
深いところにある4つの筋肉のスジが腱板になります。

4つの筋肉は肩を前から後ろと取り囲むように存在し、
前から、

  • 肩甲下筋
  • 棘上筋
  • 棘下筋
  • 小円筋

という名前がついていて、
それぞれ、少しずつ働きも異なります。

小円筋が切れることは少ないので、
特に肩甲下筋、棘上筋、棘下筋を知っておくといいでしょう。

また、この筋肉が「骨にくっつくところのスジ」
というのもポイントです。

筋肉がよりスジばった硬いものになった
腱という組織が骨にくっつくわけですが、

4つの筋肉が合流して、
かなり幅広くスジとなっているので、
腱ではなく、腱板

という名前になっています。

この幅広くスジばった骨にくっつく部位が損傷、断裂するのが
腱板断裂であるということですね。

ということは、腱板断裂は主に骨とスジ(腱板)が剥がれ、
腱板に穴があいて骨が露出しているような状態になっています。

腱板の役割

この腱板に穴が空いてしまえば、

  • 筋肉が働いても力が入らない
  • 穴が空いた部位を治そうと炎症が起こって痛みが出る

この2つが起こりえます。

ここで理解しておくといいのは、
腱板を構成する筋肉たちはインナーマッスルである
ということです。

インナーマッスルとは関節近くの深いところにある筋肉で、
特徴としては、

大きなチカラは発揮しないが、
関節を安定させる働きがある

ということです。

逆に言うと、アウターマッスルというものもあって、
肩であれば三角筋(さんかくきん)が代表です。

この三角筋を始めとするアウターマッスルは
ザックリとした動きで、大きな力を発揮します。

そうだとすれば、

次の症状でお話しますが、
肩の腱板断裂でその筋肉が効かなくなっても
肩は上がるし、回る
という状況は少なくありません。

腱板断裂として筋肉は切れた状態としても、
アウターマッスルもありますし、
腱板でも残っている部分があるので、

動かなくはない

それどころか、以外と困らない

という状況は起こりえます。

じゃあ、腱板断裂があっても、放っておいてもいいじゃないか?
と思われるかもしれませんが、

そうではない・・・というのも解説していきます。

肩腱板損傷(断裂)の症状

肩腱板損傷の症状は意外と多彩です。

切れているのに全然痛くないという人もいれば、
すごく小さいのに激痛で眠れないという人もいます。

腱板の断裂サイズが大きければ大きいほど
痛みが強いとも言えないのが難しいところです。

ただ、一般的な症状の変遷、流れというものがあります。

まず、腱板断裂が何かしら外傷などの原因で起こってしまった時は、
分かりやすい瞬間的な激痛があるか、
そこまでわかりやすい瞬間がなくても痛みが強い

肩の痛み

という状況があります。

そして、その腱板損傷を治そうと、
体は炎症という反応を起こします。

それは夜間痛として眠れない痛みとして現れることもあれば、
動かした時の痛みが強いパターンもあります。

しかし、この炎症反応の結果、
腱板損傷が治癒してくれることは残念ながら多くありません。

筋肉は縮む作用しかないので、
徐々に腱板損傷でできた穴が広がっていくことが多いです。

それにもかかわらず、
症状としては、だんだん落ち着いてくれることがあります。

それは僕がよく言うのは
「治そうとする反応を身体が諦めた」
ということかもしれません。

炎症反応という治す反応が収まったら、
痛みは引いてしまうけれども、治る見込みも減ってしまう

理屈上はそういうことです。
(逆に本当に治ったから痛みが減ったというケースも
もともとが小さい、部分損傷などであればありえますので
MRIを再検査したりします)

そして、腱板断裂のサイズが大きくなっていくにつれて、
痛みが増したり、また、軽くなったりを
繰り返すことがありますし、

また、腱板断裂が進んで、問題になるのは、
炎症による痛みだけでなく、

腱板の筋肉の働きが落ちてしまうがための、
肩を動かした時の痛みや
力が入らない感じ(脱力)
可動域が狭い感じ(上がらない、回らない)
という症状が中心になってきます。

そして、腱板断裂のサイズが
かなり大きくなった(3-5cm以上)ときには
最終的には肩が全然上がらない、
偽性麻痺と呼ばれる状態になってしまうことがあります。

 

また、腱板損傷が部分損傷と呼ばれる、
小さいサイズの損傷のときには、

その炎症をきっかけに
いわゆる、四十肩、五十肩のような症状を呈することもあります。

四十肩、五十肩の特徴は
拘縮です。

力が入らないというよりは、
「硬くてこれ以上動かせない」
という状態です。

となると、いよいよ、四十肩、五十肩とも
区別がつきにくい、やっかいなもの

ということがわかるかと思います。

肩腱板損傷(断裂)のテスト

腱板損傷にはその診断のための
テストがあります。

我々が診察する時に、
ある特殊な動きをした時に痛いか、
ある特殊な動きをした時に力が入るか、

そういったことをテストして、

それが痛い、力が入らない
というときにそのテストが陽性ということで、

腱板損傷の可能性が高いと判断するわけです。

そのテストには

  • Jobe test ジョーブテスト
  • Hawkins test ホーキンステスト
  • Speed test スピードテスト
  • Yergason test ヤーガソンテスト
  • full can test フルカンテスト
  • empty can test エンプティカンテスト
  • belly press test ベリープレステスト
  • bear hug test ベアーハグテスト
  • lift off test リフトオフテスト

などなど、たくさんあります。

こちらでも解説しております。

腱板損傷(断裂)に有効なテーピング方法と判定テストを解説

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肩腱板損傷(断裂)の検査

腱板損傷の検査として
一般的に行われるのは3つです。

それは、

  • 単純X線検査(レントゲン検査)
  • MRI(磁気共鳴画像検査)
  • エコー(超音波検査)

です。

この検査はそれぞれ得意分野が違って、

レントゲンは腱板自体はほぼ写りませんので、
本来の意味では診断能力はない検査ですが、

ただ、腱板損傷の治療において重要になってくる、
骨棘(こつきょく)と呼ばれる骨のトンガリ部分や、
軟骨のすり減りなどが一番わかります。
(これをさらに詳細に調べるにはCT検査があり、
手術をする患者さんには基本的には受けてもらっています。)

 

腱板が写るのはMRIとエコーです。

エコーのメリットはすぐにササッとできるという点で、
デメリットはすべてが見えるわけではないという点です。

それに対して、
MRIのメリットは基本的には腱板を含めた肩の構造がすべて見える点で
デメリットは時間がかかり、1日にできる検査件数が限られるので、
基本的には予約する検査になるという点です。

肩腱板損傷(断裂)の保存治療の考え方

肩腱板損傷は要はスジが切れちゃっているわけですから、
物理的に手術で縫うしかない

これは、ある意味事実です。

しかし、アキレス腱断裂でもギプスで治すという
保存治療があるわけですから、

腱板断裂だって・・・と思われるのも、もっともです。

ただ、アキレス腱断裂はスジとスジがちぎれちゃうような
そういう切れ方なので、
ある程度、くっつきやすい

ということが言えますが、

腱板断裂は腱板と骨が剥がれるようにして、
穴が空いてしまう損傷ですので、

ホンの小さな断裂で自然治癒してくれることも稀にありますが、
アキレス腱断裂ほど保存療法で腱板をくっつける
というのはうまくいきません。

 

しかし、現実問題、アキレス腱断裂以上に
腱板断裂は手術する人がまだまだ少ないのは、

アキレス腱断裂は切れたままでは歩くのも厳しい
という状況になってしまいますが、

腱板断裂は症状のところで解説したとおり、
意外と動かせるし、人によっては痛みが少なかったりもします。

だから、シンプルに困り具合として、
手術は選択しないという人がいらっしゃるわけですね。

そうなると、

腱板断裂の保存治療というのは、

ごく小さな損傷に対して時間がかかってもいいから自然治癒してくれることを期待して、安静気味に経過を待つ。

という方法と、

腱板断裂がくっつくのがムリとしても、
周りの筋肉などをうまく使って、
少しでも肩の動きや痛みを良くしていきたい

そのために、リハビリをしてみる

という方法があります。

 

ただ、後者の保存療法におけるリハビリについては、
なかなか難しいのも事実で、

リハビリを頑張りすぎれば、
腱板断裂部に負荷がかかって、サイズが大きくなってしまう
つまり、重症化する速度が速まってしまう

なんてこともありえますので、
保存療法として積極的にリハビリをどんどんやりましょう
ということは僕個人的には推奨していません。

リハビリについてはこちらをご参照ください。

肩の腱板損傷のリハビリテーション決定版をわかりやすく

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肩腱板損傷(断裂)の手術

ここまで解説したとおり、
肩の腱板損傷はスジが切れている状態なので、

それを縫って修復して、
できるだけ元通りにする

というのが手術です。

この手術が僕自身、今現在最も多くやっている手術で
肩関節鏡という内視鏡を使って行います。

Shoulder arthroscopy

症状のところでも解説したとおり、

腱板断裂の多くは時間をかけて、徐々に重症化していき、
最終的には肩が上がらなくなってしまうものですから、

そうなる前に治したい

という気持ちがあります。

 

ただ、一方で、肩の腱板断裂があったって、
歩けますし、命にかかわるものでもないですから、
絶対に手術しなさいと言うことはありません。

今後、肩とどう付き合っていくか、
それを考える機会をまずは作っていく
というのも僕の仕事の一つかなと感じています。

手術についてはこちらを御覧ください。

肩関節鏡手術
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肩腱板損傷(断裂)の術後リハビリ

肩の腱板損傷の手術をするときに
必ずセットでお話するのが、術後リハビリの重要性です。

手術で達成されるのは
切れた腱板をもとの骨に密着固定することです。

その状態を維持することで
腱板と骨がくっついてくれる

ということになりますが、
スジと骨・・・くっつくには時間がかかります。

ですから、あまり最初から
激しいリハビリはできないんですね。

後に述べる装具も使うことがあります。

となると、結果的に肩は固くなります。
拘縮です。

ですから、

拘縮にならないように、
もしくは、拘縮しても改善するように

でも、

縫った、固定した腱板が動かす過程で剥がれないように

という術後のリハビリが必要になります。

これに関しては、
腱板断裂のサイズが大きければ大きいほど、
難しいリハビリになり、時間もかかる
という傾向があります。

小さな断裂なら2-3ヶ月
大きな断裂なら4-5ヶ月
というのがリハビリ期間の目安です。

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肩腱板損傷(断裂)のトレーニング

さて、ここまでは腱板損傷について、
詳細な記事を紹介しながら、
基本的な考え方をお伝えしましたが、

ここからちょっとマニアックに深掘りしていきます。

まず腱板損傷とトレーニングの関係について
いくつかお話いたします。

トレーニングが原因で腱板損傷が起こる

よくご相談をいただくのは
トレーニングジムでのウエイトトレーニングで
肩を痛くしたケースです。

特にベンチプレスで痛める人が多い印象がありますが、
ベンチプレスに限らず、肩の周りの
アウターマッスルを鍛えるトレーニングは

腱板を傷めるリスクがあります。

アウターマッスルとインナーマッスルのバランス
という言葉を聞いたことがある人もいらっしゃると思います。

前半でお伝えしたとおり、

インナーマッスル(腱板)は関節を安定させ、
アウターマッスルは関節を強い力で動かす

という違いがあるので、

アウターマッスルばかり強いと、
関節は不安定になります。

御しきれてない暴れ馬のような状態です。

そうなると、落馬してしまう(腱板断裂)
ということが起こり得るわけですね。

そういう理屈を知っていると、
アウターマッスルばかり鍛えていないで、
インナーマッスルも鍛えようという
バランス感覚が働きやすくなります。

腱板のトレーニングについては
こちらの動画も参考にしてみてください。

腱板損傷の手術後のトレーニングの考え方

腱板損傷後にスポーツ復帰や
ジムでのトレーニングをしたい
というときの考え方も重要です。

まずは病院で行うリハビリに集中し、
トレーニングは肩以外の部位に限定すべきですが、

リハビリが仕上げの段階にくると、
腱板の筋肉(インナーマッスル)を弱い負荷で
鍛えるトレーニングがメニューに入ってきます。

このインナーマッスルのトレーニングを十分に積んだ状態で、
だいたい術後4−6ヶ月くらいで
アウターマッスルのトレーニングを開始する

という順番とそれまでの期間を推奨しています。

つまり、この場合も
インナーマッスルとアウターマッスルのバランス
ということがポイントになってくるわけですね。

肩腱板損傷(断裂)のサポーター・装具

肩の腱板損傷で手術の説明をすると
やはり驚かれるのは
手術後の固定、安静のことです。

「縫ったんだから、それでいいんじゃないの?」

とまでは思ってないかもしれませんが、

「術後3-6週間くらいの三角巾もしくは装具常時装着による安静が必要です」

ということを伝えた時に、

「え!?そんなにですか!?」

という反応をされることが多いです。

 

それだけ骨とスジがくっつくには時間もかかるし、
縫ったのは筋肉のスジですから、
力が入っちゃうと、縫ったところがまた切れちゃいかねない
ということなんですね。

その安静の道具として、
三角巾、スリング、装具というものがあって、

断裂のサイズや筋肉の硬さなど
手術をした感触を元に、使い分けを判断しています。

三角巾とスリングというのは
ほとんど同じ用途で使っていて、

三角巾は昔ながらのもので、
首の後で結んで、前腕を包んで、重さを預けてしまう

スリングは袋に帯(バンド)がついていて、
それを首の後に回して、長さは帯(バンド)で調整する
というタイプです。

三角巾が安くて簡便で調整もしやすいので
今はスリングより三角巾を主に使っています。

 

また、装具というのは
いろいろなものがあります。

肩の腱板断裂の術後に使う装具は
小脇に抱えるような枕の外側に前腕を入れる袋があります。

 

この枕が大きければ、
肘の位置は高くなります。

そうなると縫った腱板は緩むので
再断裂のリスクが減ります。

しかし、枕が大きいので、
イメージ的には大きな枕を常に小脇に抱えているような状態で、
かなり不便ですから、

そこまで徹底した安静が必要ないというケースには
小さな枕の装具を使います。

いずれにしても、ポイントは
決められた期間は基本的に常時装着すること

外すのは着替えとシャワーを浴びるときだけで、
その時も肩の腱板に負荷がかからないような方法を
しっかりとリハビリでマスターすること
が必要になります。

 

また、装具とは厳密には違うのがサポーターというものです。

一般的なイメージとしては、

  • 病院で注文(時に型取りまでして)するのが装具
  • スポーツショップやドラッグストアに売ってるのがサポーター

という違いでもいいと思います。

そうすると、聞かれることが多いのは、

「腱板損傷の時にサポーターをしておくと治りがよくなったり、
悪くなるのを防げますか?」

ということなんですが、

 

結論から言うと、

多少は効果があるかも知れませんが、
腱板の特徴として「インナーマッスル」だといことを述べましたが、その「インナーマッスル」という関節の深いところにある筋肉の働きをサポートするために、関節から離れた最も浅い表面に装着するサポーターが意味を成すかは怪しい・・・

ということです。

肩腱板損傷(断裂)の名医

肩の腱板損傷の手術の名医ということで
検索される人は多いのですが、

何をもって名医と判断するのかは難しいところです。

それは人それぞれのご判断でいいと思いますが、
いくつか判断基準を示しておきます。

  • どのくらい手術件数をしているか?
  • 手術時間はどのくらいか?
  • 腱板を修復した症例の再断裂はどのくらいか?
  • 何を重視して治療・手術しているか?
  • 論文はたくさん書いているか?
  • 話はちゃんと聞いてくれるか?
  • 説明はていねいか?わかりやすいか?

ただ、

たくさん手術していれば上手…とも限りませんし
(その傾向はあります)

手術時間が短ければいいとも限りませんし
(大雑把なだけかも知れません・・・)

再断裂が多いから上手じゃないとも限りません
(それだけギリギリの難しい手術をたくさんやっているかもしれません・・・)

などなど、
それぞれの判断基準に正解はありませんので、

最終的にはフィーリングで
信頼できるか?という部分になるのかもしれません。

こちらにも名医関連の記事をご紹介しておきます。

まとめ

肩腱板損傷について詳しい記事をご紹介しながら、
基本的な考え方をお伝えする、まとめ記事としてご案内しました。

ザッと読んでいただくには長くなりましたが、
それでも、ここまで読んでいただいた方は大筋が捉えられて、
なんとなくでも「腱板損傷ってこういうものか」
というイメージを描いていただけたのではないでしょうか。

参考になりましたら幸いです。

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