劣等感の塊 落ち込む

自信がない人に送るエフィカシー高いセルフイメージ構築法

今回は自信がない人
どうやってエフィカシー(自信のようなもの)が高い
セルフイメージを構築するか?

ということをテーマにお届けします。

平成26年、内閣府発行の子ども・若者白書の特集に、
「今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~」というものがあり、

自己肯定感の項目だと、
「自分自身に満足している」という人がアメリカでは86.0%がYESなのに対し、
日本では45.8%しかYESと言わかなったというデータや
「自分には長所がある」という人はアメリカでは93.1%がYESですが、
日本では68.9%にとどまるというデータから、

日本人は特に自己肯定感が低いという問題提起がなされています。

劣等感の塊 落ち込む

日本人は自信がない人が多いということは
よく言われることですが、
それが国際比較データでも明らかになっているわけです。

日本全体の課題と言えるかもしれない、
自信がないというセルフイメージをどう変革していくか?

というテーマの記事をお届けしているということは、
その「解」があるということですので、
楽しみに読み進めていただければと思います。

自信がないと嫌われる?

まず自信がないことの弊害をまとめておきます。

というのは、意外と気づいていない
「あれやこれも」自信がないから
起こっていることだった・・・
ということに気づくと、

より、自信がないことに対してメスを入れたくなる

というポジティブな要素があるからですね。

 

特に見落としがちなのは、
自信がない人は嫌われることがあるということです。

一般には自信過剰で威張っているような人が
嫌われる印象がありますが、

その逆の自信がない人も、
結局、モジモジしてはっきりしなかったり、
自分を卑下して、暗いイメージをまとっているため、
周囲の空気まで暗くしてしまったり、

「あの人といると、こっちまで滅入るし、面倒・・・」
なんて思われてしまうことがあります。

また、自信がないということは、
ダイレクトにパフォーマンスに影響します。
それはスポーツでも仕事でも恋愛でも、なんでもそうです。

シンプルに自信がない人と自信がある人では
何をやるにも成功率が違います。

あらゆる活動において
最重要な臓器は「脳」ですが、


脳のパフォーマンスに「自信」は大きく影響しますから、
当然の話です。

自信とは、自信がある、自信がないとは?

では、「自信」とは何なのか?
ということですが、

国語辞書では
自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。

とあります。

しかし、さらに自分のパフォーマンスに直接影響する概念として、
ここではエフィカシー(efficacy)という言葉を
自信と置き換えて、

いかに

自信がない=エフィカシーが低い
から
自信がある=エフィカシーが高い

という状態に持っていくか?をお伝えしていきます。

 

エフィカシーとは

自分のゴール達成能力の自己評価

と定義されます。

ゆえに

ゴールを設定していることが前提ですので、
こちらのセルフコーチングの記事もお読みいただくといいかと思います。

セルフコーチングとは?コーチ直伝テッパンのやり方
セルフコーチングとは?コーチ直伝テッパンのやり方

肩と整形外科専門医 || 情報発信ドクター

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そして、その設定したゴール(目標)を
自分は達成できる人間である
と自分でどれだけ確信度を持って評価できているか?

これがエフィカシーの高さを表します。

 

そう考えると、
自信がない人というのは、

ゴールを設定していないで、
周りにただ流されているだけの人か、

一応、目標らしきものは持っているけど、
それを達成できると自分を評価できていない人

ということになります。

コンプレックス解消法

その自信がない状態になりがちなのは、

劣等感の塊かのように劣等感に支配されてしまっているケースと、
自らのメンタル(精神、心)が弱いというセルフイメージを持っているケース、

どちらも何かしらにコンプレックスを持っている人
と言えます。

劣等感の塊

劣等感というのは、
コントロールさえできれば、むしろ、ゴール達成のエネルギーにもできます。

しかし、劣等感の塊というレベルのセルフイメージになると、
それはただただ、自信を失わせるモンスターと化します。

自分がどういう劣等感を持っているか、
少し振り返ってみて、
かなり多いなと思ったり、それに悪い影響(行動できないなど)を受けていると感じた人はこちらを御覧ください。

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メンタルが弱い

メンタル(心、精神)が弱いというセルフイメージを持っている人は、

例えば、本番に弱いとか、
打たれ弱いとか、
結果、ビクビクして消極的とか、

そういった弊害を感じているかもしれません。

このコンプレックスは人生全般に関わるので、
自信がないということとも関係が深いです。

こちらの記事で解決方法を探ってみてください。

自信がない人のセルフイメージ改善法

自信がない人が持つコンプレックスを
本質的にどう解消していくか?ということを
取り上げた記事をご紹介しましたが、

ここからは、自信がない人の特徴や思い込みを取り除いて、
そして、「変わりたい」という想いを実現していくことによって、
自信がないというセルフイメージを改善していく方法を紹介していきます。

自信がない人の7つの特徴と思い込みを取り除く

自信がない人の特徴や思い込みを取り除いて、
変えていくことによって、
自信をつけていくことができます。

ここでは7つ代表的な思い込みや特徴を紹介します。

完璧でなければならない

完璧主義は自信を失わせる大きな要因です。

完璧な人など存在しない

そんなことはわかっていると言いながら、
どうしても完璧を求め、
自分に足りないところを探してしまう。

そんな特徴があります。
そうすると、次の特徴でもある、
短所ばかりに目が向いてしまう状態になってしまいます。

短所ばかりに目が向いてしまう

短所ばかりに目が向いてしまうと、
自信がなくなってしまうのは当然ですよね。

何を長所として、
何を短所とするか、

そして、長所と短所、どちらに意識を向けるか、

それらはすべてあなたの選択次第です。

絶対的な評価基準がある

長所・短所だけでないですが、
自信がない人の特徴として、

世の中には絶対的な評価基準があると思いこんでいることがあります。

例えば、背が高いことはいいこと、低いことはよくないこと
太っていることは悪いこと、

社交的なことはいいこと、口下手なことは悪いこと・・・

などなど、

そんなのいくらでもひっくり返る評価ですよね。

史上最高のサッカー選手だと僕だけでなく多くの人が思っているだろう
リオネル・メッシ選手は身長が低いですが、
その低さが、あの俊敏なドリブルにつながっていることは
否定のしようがないでしょう。

社交的なんて、言い換えれば、うるさかったり、
うざかったり、そんな評価にひっくり返ることはよくあります。

世の中には絶対的な評価基準などなく、
時と場所、人によって全然移りゆくものを理解すること。

そして、もっというと、
そういう評価基準を自分で決めることができれば、

自信がないという状態からの改善は
難しいものではありません。

失敗を過度に恐れる

自信がない人は
いろいろな結果を「失敗」とラベリングしやすいです。

そして、「失敗」を繰り返すうちに、
その「失敗」を極度に恐れて、消極的になっていきます。

体育座り 落ち込む ネガティブ

そんな人は

「行動しないこと、チャレンジしないこと」以外には失敗はない

すべて、「結果」でしかない。

という考えを採用することをオススメしています。

ネガティブなセルフトークが多い

セルフトークという、心の中も含めて、繰り返される
他人との会話以外のすべての言葉、会話を言いますが、

これが実際は1日に何万回も繰り返されていると言われていて、

このセルフトークの質は
自信のあるなしに大きく関わります。

そのためセルフトークマネジメント
というのはとても大切です。

こちらで解説しております。

周囲に振り回される・過剰反応する

自信がない人は、
どうしても他人に、周囲に振り回されがちです。

それは自分に軸がないからですね。

だから周囲の反応にビクビクしたり、
他人からなにか言われて、過剰に反応したり
ということになります。

ですから、自信がつけば、
そういったことがなくなるわけですが、

逆に

他人が何を言おうと、気にしない

と決める、そういう意識で日々過ごすことで、
自信が徐々につくということもあります。

本気で謙遜する

謙虚さは大事と言いますが、
それは他人を認めること

人を上下で見ないことという意味です。

 

そうではなく、自分を下に下に、
謙遜する人がいますが、
これを本気でやると、自己評価を下げることになりますので、
自信が徐々になくなっていきます。

ですから、謙遜するときは
単なるポーズ(演技)として、
人間関係を円滑にする目的のみで行い、

本心は自信たっぷり

ということをオススメしています。

間違っても卑下するような態度はいけません。

自分の「変わりたい」を実現していく

自信をつける一番の薬は、
「自分はなりたいように変われる」
ということを実感することです。

その実感が高まれば高まるほど、
自然と自信がついていきます。

この「変わりたい」を実現する方法は
こちらで詳しく解説しておりますので、
ぜひ御覧ください。

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エフィカシーの高め方

この記事では自信をエフィカシーという言葉に
置き換えて、

いかにエフィカシーを高めるか = 自信をつけるか

という視点でお伝えしてきたつもりです。

そして、最後にエフィカシーを高めるということで
最も、ダイレクトに効果が高いエフィカシーの高め方

というものをお伝えします。

それは

コーチングを受ける

ということです。

冒頭でセルフコーチングについての解説記事をご紹介しましたが、
セルフではなくプロのコーチにコーチングしてもらう

ということはとても効果的です。

 

僕もコーチングをクライアントさんに行っていますが、
コーチングで実際に行っていることを一言で表すとすれば、
「クライアントのエフィカシーを上げること」
と言われています。

そのくらいエフィカシーは大切なものとして
コーチングしております。

コーチングについてはメールマガジンを購読している方に
ご紹介しておりますので、
ご興味がある方はまずメールマガジンにご登録ください。

まとめ

自信がない人がそれを改善して、セルフイメージを構築するには?
というテーマで、様々な記事を紹介しながら、解説してきました。

参考になりましたら幸いです。

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