足の指の骨折

足の指の骨折を放置するな!その危険性を解説

更新日:

足の指の骨折・・・
これは他の部位の骨折に比べると、
軽く見られがちな骨折です。

しかし、その足の指の骨折を
しっかりと治療せずに放置した結果、
非常に残念な結果になることがあります。

その危険性について
いくつか解説していきたいと思います。

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

それでは、いきましょう!

足の指の骨折を放置した結果起こり得る4つの悪いこと

それでは、足の指の骨折を
放置してしまったとして、
起こりうる悪いケースを想定してみましょう。

これらが必ず起こるということではなく、
可能性があるということですが、
どれも残念なことですよね。

足の指の痛みが残る

まずはこれです。
痛みが残ってしまうということ。

その原因はいくつかありますが、
この後に解説するような
変形してしまったり、くっつかなかったり、
切断せざるを得なくなるなんてケースの時は、
当然痛みが残っていることがほとんどです。

ただ、そこまで重症の後遺症でなくても、
痛みが残ることがあります。

通常、足の指に骨折があれば、
適切な処置をします。

それはテーピングであったり、
固定であったり、
時に手術であったりします。

これらの適切な治療をしない場合、
つまり、放置する場合は
たいてい、安静が足りません。

つまり、多少の痛みを我慢しながら
生活することになるだろうと思います。

その場合は、
骨折部位とその周囲の炎症というものが、
長く残ってしまい、
骨折部以外の回復も遅くなります。

骨折部以外というのは、
皮下脂肪組織であったり、
関節包であったり、
靱帯であったり、
筋肉・腱であったりします。

これらの回復が遅れ、
完全には治らずに痛みが残る。

そういった可能性があるということになります。

足の指の骨が変形した形でくっつく

足の指の骨折にズレがあったり、
最初はズレがなくても、
放置することでズレてしまった場合に、

骨がくっついても、
ズレた状態でくっつく

つまり変形を残すことになります。

そのせいで痛みが残ったり、
動きが制限されたりしてしまうことがあります。

足の指の骨がくっつかない

骨折が治るには、
骨折部位が安定して、ほとんど動かないことが大切です。

しかし、放置してしまっているということは、
骨折部位も動いていることになりますので、

骨がくっつかないということも考えられます。

最終的に、くっつくことを全く期待できない状態を
偽関節(ぎかんせつ)と呼びます。

関節のように折れたところで動いて、
もうくっつかないことを表す言葉ですが、

この状態になると、
通常の関節ではありませんから、

動くたびに痛い

ということが多いです。

足の指を切断せざるをえなくなる

これはさすがに滅多にありませんが、
糖尿病や脚の血管の障害のある人は要注意です。

骨折の後は、腫れてしまい、
血流が悪くなります。

それにもかかわらず、
適切な治療を受けずに放置をした結果、

腫れが持続したり、悪くなったりして、

足の指の血流がどんどん悪くなる。

最終的には足の指の血流がほとんどなくなり、
壊死とよばれる状態になり、
切断せざるを得なくなる。

それはまったくあり得ない話ではありません。

ちょっと脅かすような話になってしまいましたが、
しっかりと治療をすれば、
足の指の骨折の多くは、
後遺症なく治ります。

 

ぜひ、骨折を疑うときは整形外科の受診をしてくださいね。

 

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歌島 大輔

肩/スポーツ領域を得意とする整形外科専門医としての診療/手術・スポーツパフォーマンスアップ、ケガ予防トレーニング等のアドバイス・マインド(脳と心・メンタル)の使い方を指導するコーチングを行っています。

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