足の指の骨折

足の親指の骨折はどんな症状で疑い、どう判別するか?

更新日:

足の親指は一番前に出ていて、
一番大きな足の指ですから、
傷めやすいわけですね。

ここをぶつけたり、捻ってしまった場合、
骨折を疑うのはどんな症状なのか?

骨折と打撲はどう判別するのか?

そういったことを解説したいと思います。

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

足の親指の骨は2本 もしくは 3本

足の親指の骨には何があるのか
という基本からいきましょう。

こちらのイラストをご覧いただくと、

引用元:プロメテウス解剖学アトラス解剖学総__運動器系_第2版 医学書院

引用元:プロメテウス解剖学アトラス解剖学総__運動器系_第2版 医学書院

足の親指は明らかに他の指より太い部分ですが、
他の指より1つ骨が少ないです。

他の指では

  • 末節骨
  • 中節骨
  • 基節骨
  • 中足骨

という構成ですが、

親指は

  • 末節骨
  • 基節骨
  • 中足骨

 

中節骨がありません。

(実際は、他の指も中節骨がないケースがありますが)

さらに中足骨というのは、
足の甲を形成する骨ですので、
足の指の骨に数えるかは微妙なところです。

そういう意味で
足の親指の骨は2つ、もしくは3つということですね。

足の親指の骨折と打撲はどこで判別する?

判別するポイントは
結論を言えば、最終的には
レントゲンを見ないとわかりません。

ただし、やはり特徴的な症状はあります。

足の親指の骨折の症状は?

足の親指に限ったことではありませんが、
打撲に比べて、
骨折の方が、

ほとんどの症状で強く出ます。

  • 痛みが強い
  • 痛みの持続時間が長い
  • 関節を動かしたときの痛みが強い
  • 腫れが強い
  • 内出血が強い

などなどですね。

カンタンにおさらいすると、

痛みの評価ポイントとして、

  1. 痛みの強さ
  2. 痛みの持続時間
  3. 何をすると痛いか

これがどうか。

つまり、痛みが強くても、
すぐにひくのか、長引くのか、

動かすと痛いのか、
歩くと痛いのか、

そういった点で痛みを評価しています。

さらには、腫れと内出血ですが、

骨折していれば
骨折している骨から、
出血しています。
それが内出血と腫れの原因です。

ただ、その周りの出血の場合もあるので、
骨折していなくても腫れますし、
内出血することもあります。

そうは言っても、骨折の時の方が
腫れや内出血は一般的には強くなります。

骨折と打撲の判別テクニック 「圧痛点探し」

ここでは、判別のテクニックとして、

圧痛点探しというものをご紹介します。

圧痛というのは、押して痛いということですが、
この押して痛い部位を圧痛点と呼びます。

つまり、どこを押すと痛いのか?
それを探すというのが「圧痛点探し」
ということになります。

そして、打撲の場合は、
その直接強打した部位にある程度限定して、
圧痛点があります。

しかし、骨折というのは、
その骨が折れているわけですから、
上から押しても、下から押しても、
右から押しても、左から押しても痛い

というのが1つの特徴です。

そのときに、1つの骨を正確に押す必要がありますので、
骨の形などを把握しておくことは大切です。

前半で解説した部分、イラストをよくご覧いただきながら、
圧痛点探しをしていただくのもいいかと思います。

ただ、やはり何より大切なのは、
骨折を疑えば病院を受診するということですね。

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

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歌島 大輔

肩/スポーツ領域を得意とする整形外科専門医としての診療/手術・スポーツパフォーマンスアップ、ケガ予防トレーニング等のアドバイス・マインド(脳と心・メンタル)の使い方を指導するコーチングを行っています。

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